ウクライナ南部のヘルソン州で、ウクライナ軍は一日で12の集落をロシア側から解放したと強調しました。ロシア軍が州都を含む地域から部隊の撤退を始めたとする中、ウクライナ側は、慎重に部隊を進めながらも領土の奪還に自信を示しています。 ウクライナ南部のヘルソン州をめぐって、ロシア国防省は、州都ヘルソンを含む、ドニプロ川の西岸地域から軍の部隊を撤退させると決定し、10日、対岸の東側に向けて移動を始めたと明らかにしました。 これについて、ウクライナ軍のザルジニー総司令官は10日、SNSに「撤退はわれわれの行動による結果だ。補給システムを破壊し、指揮統制を混乱させ、敵は逃げるしかなくなった」と投稿し、作戦の成果だとアピールしました。 そして、先月以降、ヘルソン州で、びわ湖の2倍ほどのおよそ1380平方キロメートルを奪還し、9日だけでも12の集落を解放したと強調しました。 また、マリャル国防次官は10日、
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