〈今までの生い立ちやら性格やら、家族構成やら、家族における立ち位置やらがたちのぼってくるおじさんが描けることがある。私はそれを「会心のおじさん」と呼んでいる〉。『東京トイボックス』『東京トイボクシーズ』などで知られる漫画家うめの作画演出担当の妹尾朝子に2021年に描いた「会心のおじさん」を教えてもらった。それぞれのおじさんをどうこだわって描いたのか。気づかないような細部に、プロの発想と技が宿っていた。 【関連】「ここに描くべきはヤンキーか野良犬か酔っ払いか?」プロ漫画家は作画をコストで考える──『東京トイボクシーズ』うめの場合
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