梅の花を見るのが好きだ。 昔は、道角で梅の花が咲いているのを見ても「ああ、咲いているなあ」くらいにしか思わなかったものだが、最近この時期は、梅を見るためだけに梅園に足を運んでいる。花をより愉しむために、この花について自分なりにちょこちょこと調べるようにもなった。 とりとめのない話になるかもしれないが、せっかくなので書いてみたい。 日本と梅 梅の花は、今から1500年ほど前に、漢方薬のひとつとして中国から伝えられたと言われている。現代において、日本を象徴する花と言えば『桜』だが、奈良時代には『花』といえば『梅』のことを指した。 各地に植えられている桜はその8割型が『ソメイヨシノ』だそうだが、梅はよく目にするものだけでも随分と品種が豊富である。梅の品種は、大きく分けると 野梅系 豊後系 紅梅系 の3種類に分けられる。野梅系は、中国からの原種に近く、小ぶりだが香りが高い。豊後系は花つきがよく、ま
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