新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、甲府市の山梨大付属中1年、滝本妃(ひめ)さん(13)が17日、山梨県に手作りのマスク612枚を贈った。 滝本さんは「ドラッグストアに長蛇の列ができたり、ネットで高額で転売され、マスクを必要としている人に届いていないのを知り、母に頼んでお年玉貯金を崩して材料を買いました」と話した。 マスクは布製で、洗って繰り返し使える。1枚1枚に「皆さまのお役に立ったらうれしいです」というメッセージが添えられている。受け取った長崎幸太郎知事は「感動した。いただいたマスクはお年寄りや子供たちの施設に配りたい」と話した。