1975年に登場し、今年で35周年となるロングセラー商品「黒ひげ危機一発」。誰もが一度は遊んだことのある定番人気ゲームだろう。 だが、ふと疑問に思うのは、そもそもの遊び方が変わったのではないかということだ。 今はパッケージなどにも「飛び出したら負け」と書いてあるが、確か昔は「飛び出したら当たり」だった気がする。 というのも、もともとこのゲーム、タルの中で縛られたままの黒ひげを、子分が剣で縄を切って救出=飛び出させるのが目的であったはず。ルールがいつの間にか変わったの? だとしたら、なぜ? タカラトミーに聞いた。 「確かに『黒ひげ危機一発ゲーム』は1975年に発売されたときは、タルの中で縛られたままの黒ひげの縄を切って救出するというゲームで、パッケージにも『飛び出させた人が勝ち』と書かれていました」 と言うのは、カード・トイゲーム事業本部の名和香織さん。 やっぱりそうだったか! だが、4年後