2011年1月3日のブックマーク (2件)

  • さあ、そろそろハックルベリーに会いに行こうじゃないか。 - 青色3号

    「孤独」って言葉は聞こえがよすぎていけない。これではいかんのだ。そんなに良いものなんかじゃないんだよ。それはつまり、みなから箸にも棒にもかからないものと認識されているということだ。みながみなにとってそうであり、だからこそ他人の生に介入することがいかに困難であるかってことを、これ見よがしなあれこれについて、まったく無駄に(そう、ほんとうに無駄に!)言葉を尽くす君はほんとうに分かっているのだろうか。すべてがあまりに独立に過ぎるからこそ、その区別は無意味であり、比較なぞできぬその必然的な結論として、特権なぞどこにもないのだからと、幼少の頃より自らに言い聞かせてきた。それを了解した上でで喋ることができるひとつの極は「わるふざけ」。それは至高の文芸であり文学でない。私はまず、まさにそれを愛する。 そしていま一つの極とは何か。「それはほんとうに言わずにはいられないことなのか?」漏れ出さざるを得ぬものに

    さあ、そろそろハックルベリーに会いに行こうじゃないか。 - 青色3号
    hey11pop
    hey11pop 2011/01/03
  • メッセージ・イン・ア・ボトル - sekibang 1.0

    以下は「2ちゃんねる創作文芸板競作祭 2010年冬祭り」のために書いた短編小説です。このイベントにはゲスト審査委員として招聘されていたのですが、あまりに質の悪い小説を10ほど読まされたところでキレてしまい「こんなのなら俺でも優勝できるわい!」と思い、書き上げました。一方では「上手い!」と賞賛され、一方では「ゴミ!」と非難され、作者としても「俺は上手いのか、下手なのかよくわからんな」と微妙な気持ちになる評価を獲得しましたが、しかし、審査員は作品を提出しないという規定を確信犯的に違反したため「実は、書いたのは私です」と告白したところで失格となりました。今回は、作者解題をつけてここに転載します。 メッセージ・イン・ア・ボトル 冷たいアスファルトのうえを改造二輪車にまたがって疾走していく若者たちは、ひとりひとりがなにかに飢えていて、その欠乏感を埋めるためにスピードを求めているようだった。薄く雪が

    メッセージ・イン・ア・ボトル - sekibang 1.0
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    hey11pop 2011/01/03