特集:総務省が公表するWiMAX規格のチェックどころ(後編) 2007年、いよいよWiMAX始動か?! 2007/1/23 原 孝成 ノーテルネットワークス 総務省は12月13日、MVNO事業の定義を明確にし、移動通信分野のさらなる競争促進、利用者環境をより良くするために、「MVNOに係る電気通信事業法及び電波法の適用関係に関するガイドライン」の改正案を発表した。 これによると、移動通信事業者(MNO)は合理的な理由がない限り、MVNOへサービスを提供しなければならない。つまり、先の公聴会に参加した企業・団体はすべてがBWA事業の免許を取らないとサービスができないわけではなく、事業規模、サービス内容、サービス料金などでMNOと折り合いがつけばすべてのBWAインフラを展開、所有しなくてもサービスを提供できる。 特に移動通信事業は初期投資や設備の維持管理にたくさんのリソース、資金を必要とするの
富士通は2008年2月6日,小型のモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)基地局装置「BroadOne WX300」を発表した(写真1)。2008年4月から出荷を開始し,トライアル向けには出荷の前倒しにも応じるという。 同社の戦略的商品としての位置付けで,同社の岩渕英介常務理事モバイルシステム事業本部長は「今後5年間で10万台の出荷を目指す。富士通のWiMAX事業全体として,今後3年間で世界シェア20%を獲得したい」(写真2)との抱負を述べた。 「ここまで高出力なものでは世界最小サイズ」 BroadOne WX300は,無線送受信装置とベースバンド処理装置を一体としたモバイルWiMAX基地局装置。重さは約20キログラム,容積が約20リットルとランドセル程度のサイズながら,数キロメートルのカバーが可能な10ワットのアンテナ出力を2系統備えている。 「出力が2ワット程度で同程度のサイズの
世界最小サイズの一体型モバイルWiMAX基地局装置「BroadOne WX300」を 全世界で販売開始 ~低消費電力、高効率、小型化を実現した基地局装置により、モバイルWiMAXの普及を推進~ 当社は、低消費電力、高効率、小型化を実現した世界最小サイズ(注1)の一体型モバイルWiMAX(注2)基地局装置「BroadOne WX300」を開発し、2008年第2四半期より販売を開始いたします。 当社はモバイルWiMAX基地局装置を、今後主流となるワイヤレスブロードバンド向けソリューションの1つと位置づけ、全世界でビジネスを展開していきます。 なお、このたび、当社のワイヤレスブロードバンド製品のグローバルブランドを「BroadOne」と統一し、モバイルWiMAX基地局装置のラインナップを「BroadOne WXシリーズ」として販売いたします。 いつでも誰でもどこでもブロードバンド環境を活用できる
富士通は6日、現時点で世界最小というモバイルWiMAX基地局「BroadOne WX300」を開発、4月から販売を開始すると発表した。従来の他社の基地局に比べて同性能で半分程度のサイズを実現し、低コストでの設置・運用を可能にしたという。 BroadOne WX300。隣のノートPCと比べて小型なきょう体を実現しているのが分かる モバイルWiMAXは、ワイヤレスブロードバンドを実現する無線規格で、1つの基地局で半径数kmのエリアをカバーし、時速120kmの高速移動環境でも大容量通信が可能で、理論値では70〜80Mbpsもの高速通信に対応する。 欧米でも事業化に向けて各事業者が準備を進めているところだが、国内でも昨年12月にKDDIなどが出資するワイヤレスブロードバンド企画が総務省から2.5GHz帯の免許割り当てを受け、2009年にも事業を開始する予定になっている。米IntelもモバイルWiM
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インフラベンダが新しい売れ筋の製品を探す際に、ワイヤレス関連の製品というのは注意が必要だ。ワイヤレスは電波を使用するのだが、電波とは公共の財産であり日本では電波法により使用が厳密に規制されている。 どんなに技術的に優れていても日本で使用できないワイヤレス製品は意味がないのだ。海外のワイヤレス製品を日本市場に紹介するためには、製品の先進性に加え、日本で使用できる、あるいは将来使用できるようになる製品でなければならない。つまり、日本でどのように使用できるかの動向によってヒット商品が大きく変わってくるのだ。 最近のワイヤレス業界では「WiMAX」が話題の中心になっている。WiMAXはご存じのとおり、1台の無線LANアクセスポイントで半径約50kmをカバーし、最大70Mbpsの速度で通信できる、最新の無線ブロードバンド技術である。本来は光ファイバなどのアクセスインフラが整っていない地域に、広帯域ア
総務省が中心となって推進している2.5GHz帯を利用した広帯域移動無線アクセスシステムBWA(Broadband Wireless Access)の実現に向けて、総務省は、BWAの推進や現状報告、免許取得希望者からのヒアリングを行う「BWAカンファレンス」を開催した。 免許を取得すれば、BWAの周波数帯域の割り当てを受け、サービスを提供することができる。高速な無線インターネットという潜在ニーズの高いサービスだけに、インターネットインフラ事業者や携帯電話キャリアをはじめ地方自治体に至るまで、14組が意見陳述を行うこととなった。このため事前に計画されていたスケジュールが急きょ2時間近く前倒しとなり、午前11時からの開催となった。 BWAは、日常の行動範囲内であればどこであろうと、自宅や職場から持ち出したPCをブロードバンド環境でストレスなく使用できること、都市部を中心に広域をカバーできること、
この項目では、無線通信技術について説明しています。 この無線通信技術のサブセットである移動体通信技術については「モバイルWiMAX」をご覧ください。 この無線通信技術を使ったUQ WiMAXについては「UQ WiMAX」をご覧ください。 UQコミュニケーションズのモバイルWiMAX網を利用したサービスについては「ニフティ#モバイル接続サービス(プロバイダー)」をご覧ください。 WiMAX Forumのロゴ PCに内蔵されるWiMAXモジュール Intel WiMAX/WiFi Link 5150 WiMAX(ワイマックス、Worldwide Interoperability for Microwave Access)とは無線通信技術の規格のひとつである。 人口希薄地帯や、高速通信(光・メタル)回線の敷設やDSL等の利用が困難な地域で固定無線アクセスの代替、いわゆるラストワンマイルの接続手段
IEEE 802.16e-2005におけるOFDM/OFDMAを解説 IEEE(電気電子学会)では、2005年12月にモバイル環境での利用を可能とするIEEE 802.16e-2005(モバイルWiMAX)が標準化された。(標準化の経緯については第1回目のレポート を参照)モバイルWiMAXは、2006年6月に韓国において『WiBro』の名称で商用サービスが開始され、また米国でもSprint Nextel社が移動体通信に適用する目的で採用を決定するなど実用段階に入った。今回はIEEE 802.16e-2005の技術のうち特徴的なOFDM/OFDMAを中心に解説する。 IEEE 802.16の特徴的な技術 IEEE 802 WG16でのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)技術の導入は、IEEE 802.16a標
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