2月9日、加藤勝信官房長官は、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、「1億4400万回の数量確保へしっかり取り組んでいく」と述べた。ファイザーのワクチン、マドリードで4日撮影(2021年 ロイター/Sergio Perez) [東京 9日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は9日午後の会見で、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンに関し、1瓶当たりの注射回数を当初想定の6回から5回に減らすことに決め、自治体に通知する方針であることを明らかにした。その結果、予定しているワクチン確保数量では接種回数の減少に直面するため、数量確保へしっかりと取り組んでいくとした。ただ、ファイザーとの調整が必要な状況であるという。 ファイザーの想定では、ワクチン1瓶から6回分の接種が可能とされていた。しかし、日本の医療機関で使用されている注射器のシリンジ(注射筒)の構造では6回分に分けて打つことは