カンファレンス関連の記事が続くけど、今日は有料リンクのセッションを紹介しよう。これまでところ、このSES San Joseカンファレンスの中で、期待も評判も感動も最大級だったセッションだ(ほかに、不正クリックのセッションもものすごく議論が盛り上がったらしい)。 この2~3年、Google(それにYahoo!とMSN/Live)は、カンファレンスやブログ、さらに可能な場合は検索結果の中で、有料リンクの広告と有料リンクのネットワークによるミクロ経済をしつこく問題にしてきた。検索エンジニア側、特にMatt Cutts氏が提起している基本的な議論はこうだ。 有料リンクはインデックスの不正操作や汚染に相当している。 有料リンクはリンク先ページの品質や妥当性を「編集の立場で保証」するものではなく、経済的報酬という隠された動機によって検索結果の品質に悪影響を及ぼしている。 セッションのパネラーの顔ぶれは