3月8日は国連が定める「国際女性デー」です。 名古屋大学では、女性教員を増やそうと、女性の配置が目標の数を下回った学部や研究科に対し、再来年度から予算を減らすペナルティーを設けることになりました。 名古屋大学では、来年度中に女性教員の割合を全体の20%以上とする目標を掲げ、▼学内に保育園を設置して働きやすい環境を整えたり、▼女性教員を多く採用すると予算を増やす制度を導入するなどしてきました。 その結果、今年度の女性教員の割合は、全体では17%まで増えたものの、▼工学部・工学研究科では339人中、女性教員は13人で3.8%、▼多元数理科学研究科は51人中、2人で3.9%などと特に理系で低い水準が続いています。 このため名古屋大学では、女性教員の目標数を達成できなかった学部や研究科に対して、再来年度の予算を減らすペナルティーを設けることを決めました。 ペナルティーとして、女性教員が20%未満だ