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増田と読み物に関するhhungryのブックマーク (29)

  • サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 1/3

    先日、不惑(forty years old)を迎えた。今では草臥れたおじさんだけれども、昔はサッカーが大好きで、自他ともに認めるサッカー馬鹿だった。 小学校から始めた。当時は、とにかくドリブルが大好きで、どんな形でもゴールを決めたら嬉しくて、勝っても負けても楽しかった。何も考えずにサッカーやってた。そんないい思い出もあるが、人生トータルでは辛い思い出の方が多い。 この日記は当時の個人情報でいっぱいだけど、俺はもういいよ。十分に生きたと思ってる。どうなってもいい。特定されても大したキズじゃない。クビになるのを恐れるような会社勤めでもない。 小学校も中学も高校も、部活一筋だった。中学時代にユースに誘われたことが一度だけあるが、自分は超一流にはなれないと何となくわかっていた。当に才能がある奴は輝きが違う。自分はサッカーを楽しめればそれでよかった。全国優勝とかには興味なかった。 高校は、京都府内

    サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 1/3
  • 羽生善治の「初」挑戦を前に

    プロ将棋界の2023年は、藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦する第72期王将戦挑戦手合七番勝負で事実上の開幕を迎える。 2017年、藤井がデビューからの29連勝を達成した時、羽生は「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」という言葉を贈った。 その時は、誰もが王者・羽生に若き挑戦者・藤井が立ち向かう構図を思い浮かべたはずだが、そこから5年半、ずいぶんと形を変えたものの、いよいよ1月8日、静岡県掛川市でその幕が開こうとしている。将棋のタイトル戦としては極めて珍しい、両対局者への前日記者会見がネットで中継され、ニュースに様々な記事が踊り、メディアの空気はずいぶんとそわそわしている。 視聴法先にこちらを書いておいたほうがいいかもしれない。王将戦は普段のようにabema将棋チャンネルで無料で対局を見ることができない。CSの囲碁・将棋チャンネルが独占放映権を持っているからだ。以下の方法のいずれかを

    羽生善治の「初」挑戦を前に
    hhungry
    hhungry 2023/01/08
    "3割名人"わらた。
  • 一人の女性の人生をめちゃくちゃにしたかもしれない話

    大学生のときにホストのバイトをしてた。理由は留学資金が欲しかったから。大学で上京させてもらったが、留学資金までは頼れない。長期留学の奨学金は高倍率だし採用されるかどうかわからない。というわけで大学にも慣れ、実験演習などのハードな講義が終わり、成人したタイミングでホストを始めた。未知の世界だったが、先輩たちはとにかく優しかった。よく漫画とかドキュメンタリーで見る新人ホストがしばかれるのはヴィジュアル全盛期だった昔の頃の話。今は人材確保のためにどこのホストもお客様よりプレイヤーを何より大事にする。 お店は歌舞伎町。スーツにスジ盛りではなくマッシュヘアに私服みたいな感じでチームに別れて接客する。最初は同じチームのリーダーや先輩のヘルプについて仕事を覚えるのだが、すぐに慣れた。先輩やお客様の話に相槌を打ちながらお酒をつくり、水滴のついたグラスを三角おしぼりでふき、先輩に振られた話題で話をしてお酒を

    一人の女性の人生をめちゃくちゃにしたかもしれない話
  • 問題職員の正しい辞めさせ方 1/10

    2023/1/2 part5を全体的に修正。出身会社について追記。 part10を全体的に修正。最後に加筆あり。 前職を辞めて1年以上が経った。そろそろ事業会社で働いてみようと決心したところで、キャリアの棚卸しをしてみようと思った。 私は、新卒で人材広告の営業会社に入った。その次は転職支援の仕事をしていた。いずれも管理職になって、いくつかのチームをマネジメントする立場になり、二番目の会社を数年後に退職してからは個人事業主になって、ひょんなことから地方自治体(市役所)に転職した。 そこを辞めてからは、幾ばくかの退職金を元手に、フリーランスをしながら自由な毎日を送っていた。今でも個人でコンサル仕事を請けたりする。学生時代を懐かしんで、マクドナルドのクルーに応募して働いてみたりもした。 人生の休息はたっぷり取ったし、そろそろ気で再就職を目指そうかと考え始めたところ、職務経歴書を書かねばならな

    問題職員の正しい辞めさせ方 1/10
  • 木屋町にあるキャバクラで黒服の仕事をしていた

    この日記の内容はみだしのとおりだ。京都での学生生活の4年間をキャバクラでの黒服の仕事に捧げた。 昨年末のこと。コロナのおかげでストレスが溜まる中、ふと京都が懐かしくなって一人旅に行った。学生時代と社会人約十年目では、さすがに景色に差があった。いろいろと感じるものがあったので、ちょっとしたためてみることにした。 広島の田舎から京都に出たばかりの、当時18才だった私は大学生活に憧れを抱いていた。第一志望ではなかったが、行きたいと思っていた大学だった。 4月はあっという間に過ぎた。入学式、オリエンテーション、サークル勧誘、学部学科での新入生歓迎会、初めての履修登録、初めての講義、初めてのゼミ活動。 楽しくもあったし、不安もあったけど、5月になって、まだあることをしていないのに気が付いた。 アルバイトである。大学生はアルバイトをするものだと思っていた。それ以前に読んだ漫画やアニメでは、大学生はみん

    木屋町にあるキャバクラで黒服の仕事をしていた
  • 人生で初めて英雄になった

    人生で初めて英雄になった 毎月25日に少ない給料の中でやる贅沢、王将で餃子と酢豚と唐揚げを買って帰り、家でお気に入りの皿に盛り付けてビールを飲む。 今月の25日もいつもの王将でネット予約をして受け取るためにレジに並んだ。 列が進んで、店員さんに俺が予約した増田ですと伝えようとしたその時、事件が起きた。 身長190近くあろう大男とほっそい腰巾着のようなチンピラが割り込んできた。 「これ持ち帰りの列やろ?俺ら会計」 「お会計のお客様もお並び頂いております」 「は?会計やぞ?」 関西弁の大男がイキり散らかしている 先に外に出た腰巾着チンピラに「会計も並ばなあかんらしいぞ?そんな店聞いたことある?」 腰巾着は「もう払わんでええんとちゃいます?」とイキり返す。 そこで俺は 「どこの組のやつか知らないが、お前のところの親分は社会のルールを教えてくれないのか?店には店のルールがあるんだよ。守れないなら来

    人生で初めて英雄になった
  • 緊急事態宣言下のカツカレー

    週に何度かの出勤日を終え帰宅する途中、ふと駅前のとんかつ屋の張り紙が目についた 「夜限定カツカレー 1200円 豚汁おしんこ付き」 夜限定?このご時世で8時までしか営業できないことと関係あるのだろうか?でもとんかつ屋がカツカレーにしたって客の滞在時間は変わらないよな。等と思いながらも限定の二文字ととんかつ屋のカレーがどんなものか気になり来店 過去に一度来た事があるが相変わらず古く、ボロくもあるが老舗の空気も漂わせるいい雰囲気、カウンターキッチンとテーブル席が3つほどの小さな店だ。 こんな時期だからか一人客なのに四人掛けのテーブル席に通される。他の客は二名。一人は奥のテーブルで二目のビールをあけている。たった一人で瓶ビール二。そこらの飲み会で騒ぐためにビールを飲み、ビールしかアルコールを知らないオッサンどもとは違う、正真正銘にビールが好きなオッサンなんだろう。もう一人はちょうどカツカレー

    緊急事態宣言下のカツカレー
  • 食費月1万円の増田に「身体壊しそう」とかいうやつ、貴様らの食事のほうがよっぽど身体壊しそうなンだわ。俺が本物の科学的で合理的で健康的な食事ってもんを見せてやりますよ

    anond:20201227223731 元増田をdisってたやつ来てください 俺が物の科学的で合理的で健康的な事ってもんを見せてやりますよ 大学に進学して一人暮らしを始めた19歳(一浪)の俺は貧乏学生で、外しようにも金がねンだわだった。 つまり、自炊をしなければ飢え死ぬ。 しかし家庭科では非実用的なおままごとしか習っておらず、米を炊くことすらできない。 そこで俺は「事」を学ぶところから始めた。 図書館栄養学についてのを読み、古今東西の人間がどのような事を行っていたかを文化人類学から学んだ。 遠回りすぎるかもしれないが、なにか調べたい際には、地球の常識や文化について何も知らない宇宙人が一から調査するようにロールプレイングすると楽しい。 これまではその場の気分でなんとなくウマそうなものをうという猿畜生のようなことをしていたが、この調査のおかげで一日の栄養素から逆算して何を

    食費月1万円の増田に「身体壊しそう」とかいうやつ、貴様らの食事のほうがよっぽど身体壊しそうなンだわ。俺が本物の科学的で合理的で健康的な食事ってもんを見せてやりますよ
  • アラサー女 レズビアン風俗に行く

    ※コロナウイルスが流行る前の話です。 アラサー女。男性とはお付き合いしたことはあるが,手を繋ぐ以上のことはしたことない。 ある日突然,「私と同世代の人は,えっちなこと普通にしてるんじゃないか?じゃぁ私もしていいんじゃないか?!」と思ってレズビアン風俗を予約した。 くたびれた下着しかもっていなかったので,下着屋に新しいのを買いに行った。ちょっと大人っぽいのを店員さんに選んでもらった。はぁ~この下着が見られちゃうのかぁ~って思ったらめちゃくちゃドキドキした。同世代の人はこんな楽しいこと前から知ってるのか~!とうらやましくなった。 予約した日になった。私が持ってる服の中で1番かわいい服を着て出発。電車に乗りながら,これから知らない世界が開けるのか~どんなんだろう~と,ワクワクしたようなドキドキしたような気持ちで移動した。 ホテル街の近くで待ち合わせして,一緒にホテルに向かう形式だった。来たのは小

    アラサー女 レズビアン風俗に行く
  • わりと新しめでネット発の怖い話を紹介する けっこう有名だから知ってるか..

    わりと新しめでネット発の怖い話を紹介する けっこう有名だから知ってるかもしれないけど 【不可思議なご依頼】 2016年のオカ板投稿 投稿者はお坊さんで「墓の移設をしたいから来てほしい」という依頼を受けて向かった家がヤバかったって話 【三木大雲和尚】 坊さん繋がりで YouTubeやニコ生で定期的に配信してる「OKOWAグランプリ」っていう怪談の大会で優勝した人 代表作は修業時代に京都で体験した怖い話 ツイッターにまとめられてバズったこともあるけど書き起こし+要約で怖さが半減しているので元の動画を探して見てほしい 【忌録】 電子書籍限定のホラー小説のようなもの、ホラー小説っていうかオカルト話のまとめみたいな感じ 作者は阿澄思惟と書いてあるけどホラー作家三津田信三の偽名説が濃厚 収録作のうち「みさき」と「綾のーと。」はネットで公開されている 薄気味悪いのがhellojdoeなる人物が4年間ずー

    わりと新しめでネット発の怖い話を紹介する けっこう有名だから知ってるか..
  • コミケが早く復活してほしい。

    はじめてのコミケが売れた。 生きててよかったと思った。(※ここからは人特定されないために嘘も混ぜるがそこは許してほしい) ずっとダメ人間だった。顔は不細工。もう女子とは学校を卒業してからほぼ話してない。 彼女なんて、いままでの人生で生まれてから一人もいない。 三流の大学を出て、コミュ障のせいで、就職に失敗した。 リーマンショックのせいで、ブラック企業に偽装請負で働いてた。 それでメンヘラになった。 それで4年間ひきこもりをやった。 自分は何も残さず、家族に寄生したまま死ぬんだろうと思ってた。 怖かった。 家族が死んだあとどうするんだろう。自分も後を追って死ぬかとか考えてた。 ずっとメンヘラとしてネットの片隅でうごめいてた。 自分にも夢があった。 西尾維新とか奈須きのこみたいな作家になりたいとかずっと思ってた。 でも新人賞への小説を一作も書かずどうせ無理だろうと思ってだらだら過ごして、

    コミケが早く復活してほしい。
  • 続・デリヘル嬢してた時にこんなお客さんいたなっていう思い出。

    anond:20200309043139 同じ種類の空き瓶を窓際に沢山並べていた人最近はめっきり名前を見かけない、某俳優さんに似ていた。 窓際に、お酒の瓶らしいものをずらーーーっと並べていた。 遅漏というか、番でないと抜けない質のようだったが、ヤらせてと言ってくるわけでもなく隙あらば挿入してやるという勢いで、無言で攻めてくるのだった。ラスト5分になっても放してくれないし、三分超過してもまだ私の両手首を掴んだままで、一言も喋ろうとせずに腰を押し付けてくるので、私が折れるしかなかった。挿入したら大急ぎで腰振って射精して、やっと解放してくれた。お竿が右にカーブしているのが個性的で印象に残ったのだが、かなり痛かった。 すっごく喋らない人だった。 お得意様店長が何故かかなり大事にしている客だった。他の嬢のお得意様だったのだが、その子が生理休暇かなんかでいなかったので、私が相手することになった。のは

    続・デリヘル嬢してた時にこんなお客さんいたなっていう思い出。
  • デリヘル嬢してた時に、こんなお客さんいたなっていう思い出。

    毎週土曜日に呼ぶ人しかも必ず21時頃に予約を入れる。そして、真っ暗な部屋にテレビだけ点けてプレイした。毎回、『世界ふしぎ発見』を観ながらする。五、六回目くらいのプレイで、騎乗位で素股をしている最中、ふと世界ふしぎ発見に気を取られた瞬間に体勢をひっくり返されて、番に持ち込まれてしまった。優しい人だったのだが、やっぱ油断大敵だった。 毎日日替わりで誰かしら呼んでる人。某シティーホテルの、中くらいのグレードのツインの部屋を定宿としているのかなんなのか。私は三回くらい呼ばれたけど、いつも同じ部屋だった気がする。若い女の子の悩み事を聴くのがやたら好きな、五十代後半~六十代前半くらいの人だった。毎晩、店の子の誰かしらを呼んでいたが、一体私生活どうなってるんだろうねって、仕事仲間の間でよく話題になる人だった。 部屋にカーテンが一つもない人。部屋に熱を発するものといえばその人人しかいないので、お部屋に

    デリヘル嬢してた時に、こんなお客さんいたなっていう思い出。
  • 「姉は大して苦もなく医者になった。」

    姉は昔から「お勉強」はできるけれど、世間知とか常識とかにはあまり聡くない、いわゆる天然なお嬢さんだった。 小学生くらいの頃から「医者になる」と公言していて、周囲もそれが当然と考えていた。頭がいいのもあったし、なにより勉強に関しては誰より律儀だった。 不真面目な学生だった俺はなんであそこまで毎日真面目に机に向かえるのだろう、と不思議だった。 彼女は県内でも一番といわれる高校(もともと男子校で、姉の入るタイミングくらいに共学化された)に進み、そこでもしゃかりきに勉強に励んだ。 成績も「医学部には普通に入れる」くらいをキープしていたらしい。 俺も親も姉も普通に現役合格するものと思っていた。 だが、落ちた。 姉は気で悔しがっていた。 俺は「やはりお医者さんになるのは大変なんだな」くらいにしか思わなかった。 姉は浪人し、上京して予備校通いを始めた。 そして翌年に私立の医大に合格した。 そうしてつつ

    「姉は大して苦もなく医者になった。」
  • 同棲することになった。素人童貞じゃなくなった。|山下素童

    9月の初旬。まだ、歩くだけで全身の皮膚に汗が滲んでいた季節。1年ほど前からネット上でほんの少しだけ交流のあった女性を、初めてご飯に誘ってみた。   ネット上でしか彼女のことを知らなかったけれど、彼女の現れては消える日々の呟きや、写メ日記に書かれた長文を読んで、きっとこの人は自分と気が合う人なのだと、一人で勝手な憶測をしていた。彼女は、僕の文章の感想を、ごくたまに投稿してくれていた。ふざけた風俗レポばかりな文章だけど、ただそれをふざけたものとして面白がるだけでなくて、どこか実存的な色合いのあるものとして読んでくれているように見えた。自分のまるっきりの勘違いであるかもしれないけれど、彼

    同棲することになった。素人童貞じゃなくなった。|山下素童
  • 【追記しました】男嫌いの風俗嬢のクソ長くてオチがない壁打ち

    【長すぎる追記しました】 以下追記。 書くだけ書いて放置する匿名オナニーのつもりで書き殴ったんですけども、 なんなら「はてな匿名ダイアリー」の存在を知ったのも極々最近で、どこまでがセーフでどこまでがアウトか分からない中、 性風俗!イジメ!自殺!自傷!レイプ!!!!……等など、 放送禁止用語てんこ盛りでお送りしたので、 「まぁ(大人の事情で)消されてるんだろうな……」 って思いつつ、 なんだかんだで薄目で覗きに来てみたら、想像以上の反応があってですね、えーっと、 大袈裟じゃなくて、 2年ぶりに身内、お店の店員さん、病院の主治医の先生、看護師さん、薬剤師の先生 以外の人間に、 (ネット上ではあるけども)反応を返して貰えたのが新鮮過ぎて、 全然上手く頭が仕事しねぇっす……まぁ仕事しないのはいつもなんだけど…… タイトルに堂々と「男嫌い」と書いて、「男」というだけで勝手に嫌悪感を抱いてしまうような

    【追記しました】男嫌いの風俗嬢のクソ長くてオチがない壁打ち
    hhungry
    hhungry 2019/09/05
    悲しい。
  •  とある場所でコンビニをやっているが、もう限界かもしれない。  どこか..

    とある場所でコンビニをやっているが、もう限界かもしれない。 どこから書いたもんか。 あらかじめ言っとくけど、長い。 どのへんがターニングポイントになってんのかはよくわからんが、ここ10年以内のことではあると思う。簡単にいうと、利益を上げるための手段が、経営努力から人件費を削ることになった。まあ人件費削減がコスパでいうともっとも王道ってのは昔から変わらんのだけど、ほかの方法がいっさい通用しなくなった、というほうが正解かもしれない。ちなみに現在でも利益はかなり出ていて、その面から考えればコンビニをやめる理由はない。実際、やめられるもんでもない。 人件費を削るというのは、具体的にはどういうことか。レジに立ってりゃいいってことである。さらに昨今では削りたくなくても勝手に削れるという事態がけっこう頻出している。つまり、募集かけても人が集まらない。集まったとしてもこちらの希望の時間帯が集まるわけではな

     とある場所でコンビニをやっているが、もう限界かもしれない。  どこか..
  • 3年という時間を父がどう使ったか

    うちの父は高卒で集団就職的な感じで今の土地にきて働いていたらしい。 ずっと工場で働いていた父は大学へ行きたかったらしく、今思えば大学行きを応援してくれる良い親だったのだと思う。 俺はいかなかったけど下二人は私大を出ている。 そんなこんなで相談されて自分も入っていたこともあって放送大学を薦めた。 後から知ったことだがその時点で父は余命宣告をされていたらしい。 自主的に好きなものを選ぶシステムなので学期ごとに偏った選択も可能で、それを見せてもらっては「ちょっと欲張り過ぎじゃね?」とか「お前こそ日和ったな」みたいなやりとりもしていた。 残念ながら所属センターが違ったのでスクーリングは別の場所だったので一度も一緒したことはない。 そんな父が専ら受けていた講座は英語関連で、英語を覚えて船旅をしたいと言っていた。 早くもなく遅くもなく淡々と履修していた父も色気はあったのかTOEICの試験を受けたりして

    3年という時間を父がどう使ったか
  • 十年間、探していた同人誌の作者を見つけた。

    私が初めてコミケに行ったのは、高校二年生の夏休みだった。 その時ハマッていたジャンルの有名なサークルさんの新刊がどうしてもどうしても読みたくて、真っ先に読みたくて、コミケの参加方法を調べて、交通機関を調べて、一生懸命メイクをしてを履いて水筒と小銭を持ってコミケに行った。 人が多いと聞いていたけど、こんなに多いとは思っていなくて、足踏み散らかされ吐きそうになりながら目当ての新刊をゲットした。最高だった。 早く読みたい早く読みたい!! と思っていたのはそうなんだけど、せっかくなら、もうちょっと見て回りたいな、と思ったので少し会場を見て回ることにした。 当時の私は高校二年生だったので、参加費を勿体なく思ってしまったのだ。 他のサークルさんを下調べもしなかったし、一般初参加で勝手が分からない私は、取り敢えず会場をぐるぐるしてみようと思った。 取り敢えず見て、良き出会いがなければ素直に帰るか~とい

    十年間、探していた同人誌の作者を見つけた。
  • 俺たちは無能なフォレストガンプだ

    ストラテラ、コンサータ、インチュニブ。こいつはドラクエの呪文じゃないぞ。俺たち発達障害者にとってのアルファでありオメガだ。辛いんだ。飲むとアドレナリンが胃の中で大暴れして、事さえもできなくなる。 ぶっちゃけクスリの効果なんてろくすっぽ感じられない。健常者のフリがなんとか出来るって程度。なのにヤメたら元通り。あっという間に魔法が解けて、ただの落伍者にランクダウンだ。知的障害者ならまだいい。でも、俺たちは健常者と知的障害者の狭間に産み落とされている。社会からは見えない透明人間だから、いつだってセーフティーネットの濁りなき網からこぼれていく。 発達障害者には、常人にはない才能が備わっている、と人は言う。いわく、お前の内なる想像力を引き出せば、健常者どころか超人にだってなれる。いわく、お前は無限の可能性を秘めている。いわく、お前は磨かれていないダイヤモンドだ。シンデレラは意地の悪い姉を差し置いて

    俺たちは無能なフォレストガンプだ