前回は、Evernote APIのデータモデルやデータアクセスのについて解説しました。今回は具体的にJavaとRubyのサンプルコードを見ることで、その理解を深めたいと思います。 UserStoreサービスに接続するためのクライアント まずはユーザ認証をするために、Thriftを通してUserStoreサービスに接続するためのクライアントを作成します。JavaとRubyのコードは以下の通りです。 UserStoreクライアントの作成(Java) String userStoreUrl = "https://sandbox.evernote.com/edam/user"; THttpClient userStoreTrans = new THttpClient(userStoreUrl); TBinaryProtocol userStoreProt = new TBinaryProtocol