円安による原材料費の高騰などの影響で、今月から小麦粉やパン、マヨネーズといった身近な食料品が相次いで値上げされる予定です。 専門家は「この夏以降、幅広い品目に値上げの動きが広がり、徐々に消費者に影響が出てくるのではないか」と話しています。 各メーカーによりますと、円安による原材料費の高騰などの影響で、今月から食料品を中心に値上げが予定されていて、今月1日には削り節製造・加工大手「マルトモ」のかつお削り節が、すでに値上げしている大手メーカーに続いて10%から20%値上げされました。 今月1日からはいりごまなどのごま製品について5%から15%の値上げが始まっているほか、今月20日には業務用の小麦粉の出荷価格が引き上げられ、パンなどの材料になる強力粉では25キロ当たり145円値上げされます。 また、来月1日からはパンが2%から7%、業務用のマーガリンが1キロ当たり15円から20円、家庭用の小麦粉