今回も、英文法の実例からは少し離れて、前回の続きで、イーロン・マスク&マット・タイービの「ツイッター文書 Twitter Files」が、本人たちが思っているようなスクープではない、ということについて。また、マスクがそうやって空騒ぎを演じている裏でTwitterに何が起きているかについて。 この「ツイッター文書」なるものは、日本では(少なくとも)朝日新聞が意気揚々と取り上げていたが(ほかの新聞の記事が出ているかどうかはチェックしていない)、英語圏の大手メディアはスルーしているようで、私の見ている画面には、前回見たThe Vergeの記事のような否定的な言及が流れてきたくらいである。 私もすべてのメディアに目を通しているわけではないが、例えばTwitterには大注目しているBBC Newsの "Social media" のカテゴリーには、この「文書」についての記事は見当たらない。 BBC