新型コロナウイルスをめぐって、インターネット上には感染した人だとする名前を書き込んで非難する投稿が相次ぐなど、真偽の不確かな情報が広がっていて、専門家は「情報の発信には、責任を伴うことを意識すべきで、情報に接した人は、安易に拡散しないように心がけるべきだ」と注意を呼びかけています。 ツイッターでは、感染した学生だとする2人を名指しして「拡散希望。海外に行き自宅待機もせずに懇親会に参加した当事者たち」と非難する投稿や、所属していたとするサークル名を上げて「今回のことで大学や学生の評判を地に落とした」などと書き込んでいるものも見られます。 真偽が不明の情報も多く、一部の投稿に対しては、デマだとして削除を求める投稿も見られます。 こうした情報が拡散していることについて、情報リテラシー教育に取り組んでいる大手IT企業の小木曽健さんは「情報を発信するということはそれが正しいのか間違っているかに関係な