愛知県豊田市で実行委員会が開いた新成人を祝う会の景品に、アダルトグッズ18点が含まれていたことがわかった。グッズは実行委員会が市からの委託料で購入しており、市は「ふさわしくなかった」として、今後、会の趣旨について改めて理解を求めていくという。 市次世代育成課によると、市内26地区ごとに新成人らが入った実行委員会が祝う会を催した。問題の地区の会は9日に開かれ、新成人155人が参加。式典後のパーティーのビンゴゲームの景品に、わいせつなDVDなどのアダルトグッズが含まれていた。 同地区には約56万円の委託料が出ており、景品代に約20万円を充てた。うち約1万3千円がアダルトグッズ購入に使われ、実行委員などの新成人6人が選んだという。市は実行委員会に入っておらず、外部からの指摘を受けた後に確認してわかった。