世界的ロックバンド、ローリング・ストーンズをたとえ知らない人でも、見たことはあるであろう、唇と舌のロゴマーク。ある意味、バンドを超えた存在となったこのロゴの誕生秘話を米紙「ニューヨーク・タイムズ」が取材した。 それははじめ、小さなエンブレムでしかなく、45回転のシングル盤の飾りやバンドのレターヘッドに使われた。だがすぐに、あらゆるものに使われるようになり、最終的には、ロック界のロゴとしては史上最も有名なものとなった。 ローリング・ストーンズの伝説的な「舌と唇」は50年にわたってTシャツからライター、ステージセットまで、ありとあらゆるものを飾り、数十年の間に数え切れないほどのバリエーションが生み出された。 このロゴを愛する人たちの多くはストーンズのファンだが、ロゴはいろんな意味でストーンズそのものを超えた。だがその制作が1970年4月、デザイナーのジョン・パッシェに依頼されたとき、パッシェは
![ロック界史上「最も有名なロゴ」はこうして生まれた | ウォーホルが作ったと思っている人も多いが…誤解です。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/455d3ead2b516bdf98521246493b05341e176eb9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2020%2F05%2F16014014%2FGettyImages-82625046-e1589528670544-1600x900.jpg)