回答:腰痛や頭痛にも使う『デパス』、パニック障害にも使う『ソラナックス』 『デパス(一般名:エチゾラム)』と『ソラナックス(一般名:アルプラゾラム)』は、どちらも「ベンゾジアゼピン系」の抗不安薬です。 『デパス』は、「抗不安作用」だけでなく「筋弛緩作用」も強力です。そのため、腰痛や肩こり・緊張型頭痛などにも使います。 『ソラナックス』は、「抗不安作用」が強力です。そのため、不安障害(パニック障害)などの治療にも使います。 このことから抗不安薬としても、神経症的な傾向が強い場合は『デパス』、パニック発作が多い場合には『ソラナックス』がよく使われます。 回答の根拠①:筋弛緩作用が強い『デパス』~腰痛や頭痛への保険適用 『デパス』は、他の「ベンゾジアゼピン系」の抗不安薬と比べ「筋弛緩作用」が強力です。そのため、不安や不眠だけでなく、筋肉が緊張して痛みを起こすような腰痛や頭痛への保険適用もあります
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