ハンガリーのブダペストからドイツ・ミュンヘンへ向かう列車の中で、外を眺める移民(2015年8月31日撮影)。(c)AFP/VLADIMIR SIMICEK 【9月3日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル(Orban Viktor)首相は3日、移民危機は欧州の問題ではなくドイツ一国の問題だと述べ、ハンガリーに押し寄せる難民に対する政府の対応を自己弁護した。 オルバン首相はベルギー・ブリュッセル(Brussels)で欧州議会(European Parliament)のマルティン・シュルツ(Martin Schulz)議長と共同記者会見した際、「この問題は欧州の問題ではなく、ドイツの問題だ」と述べ、「誰もハンガリーやスロバキア、ポーランド、エストニアにとどまろうとは考えていない。誰もがドイツを目指している。われわれの仕事は彼ら(移民ら)を登録することだけだ」と語った。 オルバン首相の発言に先