5月下旬、NECで社員向け講演をした。4月中旬にあったキックオフで20分足らずのスピーチをしたのだが、それを聴いていた人から講演を依頼されたのだ。キックオフでのプレゼンはどれも似通っていて面白くない。ちょっと違う観点で話をしようと「三つの提案」という社員に呼びかけるような内容にした。それが新鮮だったようだ。講演は2時間なので「2010年代の企業ネットワークと皆さんへの三つの提案」というテーマにした。200人ほどの人が聞いてくれたのだが、会場が狭く立ち見(立ち聞き)の人が多かったのが気の毒だった。 三つの提案とは「自分の定義を変えて可能性を広げましょう」「プロジェクト成功の秘訣を覚えておきましょう」「仕事は作るもの。楽しく、新しいことをやりましょう」というものだ。皆さん、何度も笑って面白そうに聴いてくれたので、とても話しやすかった。 さて、今回はiPhone、iPadを題材にスマートデバイス
クラウド上の世界でほとんどの情報を処理し、紙の書類もノートもペンも持ち歩かないという。そうした利用の先駆的存在であり、クラウドを実際の仕事に活用しているITジャーナリストの佐々木俊尚氏に、企業におけるクラウドコンピューティング導入についてうかがった。 気がつけば日常化しているクラウド 別井:佐々木さんはクラウドコンピューティングを日々の執筆活動に活用しているとのことですが、具体的にはどのような変化がありましたか。 佐々木氏:以前はWindowsを使っていたのですが、Macに乗り換えてもまったく違和感がなかったですね。考えてみたら、自分でも驚きましたが、日常使っている主なアプリケーションはほとんどブラウザを経由して使っていたのです。ウェブサービスとして使っているので、OSに依存していないのです。 つまり、クラウドが日常化しているということです。気がつけば、いろいろなところにクラウドは普及して
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