photocamiloji menezqZenO(unsplash) SNSの発達と普及に伴い、漫画家と編集者の関係に変化があらわれている。これまで、漫画家と編集者のやり取りは、基本的にブラックボックス化されていた。鳥山明のように、一部の漫画家が編集者とのやり取りを漫画化したり、エッセイにする事例はあったが、どちらかといえば編集者は裏方の存在であった。 昨今では、編集者が何かと表に出るのが普通になっている。ヒット漫画の編集者がSNSのアカウントを開設し、積極的に情報発信を行うケースも目立つ。そして、「SNSを使いこなすことこそが有力な新人を獲得し、漫画をヒットさせるために不可欠」と考える編集者も増えているようだ。 漫画家志望者にとって、編集者は最初の関門といわれる。編集者に認められなければデビューできないためだ。そんな漫画家側も、投稿先や持ち込み先を決める際に、編集者のSNSをチェックする