沖縄県・尖閣諸島を巡る摩擦で冷え込む日中関係。中国で現在開会中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)や、12日閉幕したばかりの国政助言機関の全国政治協商会議(政協)ではどんな議論がされているのか――。日本ではほとんど紹介されない政協のある内部討論会を、特別に許可を得て傍聴した。「日本で私はこう言うことにしている。釣魚島(尖閣諸島の中国名)は『我々(日中双方)のもの』だ、と」。討論会である政協
45メートル下に落ちた先端部=京都府提供45メートル下に落ちた先端部=京都府提供45メートル下に落ちた先端部=京都府提供 【下地毅】京都府伊根町の太鼓山(683メートル)で、山頂付近に立つ風力発電機の先端部分(45・2トン)が折れて45メートル落下した。府が13日確認した。金属疲労が原因とみて調べている。人的被害はなかった。 府によると、府営太鼓山風力発電所の3号機で、先端部分は1枚2・4トンの羽根3枚のほか、内部に機械室や発電機などがある。風向きに合わせる回転軸を支えるタワーが壊れたという。 12日午後7時半ごろ、故障を知らせる警報が管理事務所で作動し、13日朝に点検業者が落下しているのを確認した。12日夜の風速は15〜17メートルだった。発電所は風速60メートルに耐え、耐用年も5年残されているという。 府は15億円かけて6基を設け、2001年から発電しているが、落雷でたびたび故
話題の映画『レ・ミゼラブル』を観た。 舞台は19世紀初頭。革命期のフランス。 もう幕開けから度肝を抜かれた。日本では「フランス人は自国の言語や文化に強い誇りと拘りを持つ」という言説が幅をきかせているし、私自身もそれを疑うことはなかったんだけど、そんなもの出鱈目だということが一発で分かった。驚くべきことに、この映画に登場するすべての人が、非常に流暢な英語を話していた。もちろん、知識階級だけではない。服役している犯罪者から貧民街のストリートチルドレンに至るまでみんな英語なんだよ。フランスに対するイメージが根底から覆された。やはり何ごとも伝聞ではなく自分の目で確かめることが大事だと痛感した。 それからもう一点。実はこちらの衝撃のほうが大きかった。ただ、これはちょっと言葉では説明が難しい。映画を観たら一発でニュアンスが理解できるんだけど。とにかく、この映画に出てくる人たちの会話の様式が、根本的に日
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