毎年、この時期になると北極や南極の夕闇に広がる青いベール。 「夜光雲」と呼ばれるこの雲は、日没後、空が真っ暗になる直前にだけ観測できることがある非常に珍しい雲です。揺らぐ水面の紋様みたいな形をしているのが特徴的ですね。 NASAによると、なぜこういった雲が出現するのかは未だ謎に包まれたまま。 「流星ダストやロケットの排気ガス、地球温暖化...あるいはそれらの要素が組み合わさってこのような現象が起きているのだとか、諸説あります」 夜光雲は日没後の太陽に照らされると青く輝いたり白く輝いたり...とっても幻想的な表情を見せてくれます。地球の極では、オーロラだけではなく夜光雲という光のシンフォニーも奏でられているんですね。 なお、この写真はブライアン・ホィッテイカー(Brian Whittaker)さんがオタワからニューファンドランド島へ向かう飛行機で、高度35,000フィート(10,668メート
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