最近、機会が出来て、久々にUCバークレーを訪ねた。相手先は、他のカリフォルニア州内のUCシステム大学数校とのコンソーシアム組織で、ここを中心に「全カリフォルニア、全米、そして世界を変えていくような」研究テーマ設定、アプローチ体制を取っている。さすがに、意識が高邁である。具体的には、アルファベット順の掲示とは言え、最初にEducationが来て、以下、Emergency Response, Energy Efficiency, Environment, Health Care, Social Science等々と続く。 今回お会いした、この組織の先代(初代)女性所長の言葉に私は共感した。「Most of our products are students.」 つまり、我々の最大の成果物は学生である、あるいは、「学生こそが我々の何よりの自信作」と。言うまでもなく、この大学はノーベル賞受賞者の数