社会と書評に関するhidedayoのブックマーク (3)

  • 小松秀樹「医療崩壊」(3) Ⅱ 警察介入の問題 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    小松氏によれば、警察は質的に暴力装置であるのだから(同じく暴力装置という側面を持つ外科手術と同様に)、その活動についてはメリットとデメリットを常に考えなければならない。しかし警察官は医療について、一般の患者と同様の認識しかもっておあらずメリットとデメリットを判断するための知識をもたない。それにもかかわらず、2002年ごろより、警察が医療現場に踏み込むことが多くなった。そのため、従来であれば民事事件でおわったはずの紛争が、簡単に刑事事件になるようになってきている。その過程でのメディアの報道はほとんど(医師に対する)人格攻撃であり、送検前に実質的に罰をうけたのと同じ状態になる。医療行為は普通のまじめな医療従事者にとっても危険なものになってきてしまっている。 しかし小松氏は同時に、民事裁判は立証責任や訴訟費用などの問題で、患者側からは敷居が高いのだから、行き場のない患者が警察に訴えるようになっ

    小松秀樹「医療崩壊」(3) Ⅱ 警察介入の問題 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • 雑種路線でいこう - 議論よりは物語,論理ではなく共感,IT技術者なら資格や方法論より対話と即興かな

    ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 作者: ダニエル・ピンク,大前研一出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 2006/05/08メディア: 単行購入: 26人 クリック: 194回この商品を含むブログ (298件) を見るダニエル・ピンクといえばクリントン前大統領のスピーチライターで,玄田有史がお勧めしているので買った『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』が良かったので期待して早速よんでみた. 紀伊国屋で探したら新刊書のコーナーに置かれておらず,5Fの自己啓発書のコーナーで平積みになっていて,しかも大前研一の顔を大写しにした帯にドン引きとゆーか,あぁ僕も大真面目に大前研一の自己啓発書を読むほど下らない奴になったのか,とかなり凹んだのであるが. 書いてあることは『The World Is Flat. A Brief History of the

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  • 社会の“健康”もむしばむ米国の所得格差 - ニュース - nikkei BPnet

    何でも世界一でないと気がすまない米国人。その自尊心はほとんどの分野で満たされているようだが、どうしてもダメなものもある。それは、健康に関してだ。多くの米国人は自分たちの平均寿命がギリシャ、スペイン、コスタリカなどより低く、OECD加盟28カ国中、男性で22位、女性で19位だと聞くと驚く。  「なぜ、ある社会が他の社会より健康なのか」。遺伝や生活様式といった個人の形質の違いもあるが、社会そのものの形質の違いがそれを決めるのではないか――というのが書の主張だ。  たとえば所得との関連。当然のことながら料や清潔な水に困り、すぐれた医療施設や医療技術へのアクセスが困難な社会は、平均寿命を短くする。しかし、それも国民所得が5000ドルを超えるあたりから変わり、それまであった所得と平均寿命の相関関係は薄れてくる。健康にとって基的に必要なものは限られているので、それ以上のものは金では買えないという

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