現在、地球温暖化に関する数多くの予測が出されているが、そのほとんどが衝撃的な内容となっている。 今週、カリフォルニア大学バークレー校で開催されているU.S.-China Symposium on Climate Change(米中気候変動に関するシンポジウム)で、同校の資源エネルギー学教授のJohn Harte氏が講演した。Harte氏はその中で、これまで地球温暖化の研究を続けてきた科学者の間では、2100年までに海水位が少なくとも0.5m上昇すると見られ、さらに現在の水準の温暖化やエネルギー利用が今後も続けば、それ以上に海面が上昇する可能性もあるという見方でほぼ一致していると指摘した。 海水位が0.5m上昇するには、地球の平均気温が3〜5度上昇する必要がある。仮に海面が0.5m上昇すると、複数の小さな島国が消滅し、香港にも深刻な影響が及ぶ。欧州ではここ数年、夏の猛暑による死者が多数出てい
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