なぜか小さい子どもは「鼻くそ」が大好きだ。鼻に指を突っ込んで大きな塊を取り出し、まじまじと見つめ、あまつさえこちらに差し出してくる。 親としては、しつけが悪い! と言われないか気が気でないが、しつけどころか「鼻ほじ」は人の鼻腔内に常在している「肺炎球菌」を拡散する危険な行為らしい。 英王立リバプール大学病院の研究者らは、18~45歳の成人被験者40人に肺炎球菌を塗布し、日常でありふれた状況を再現するために、(1)ぬれた手を鼻に近づけ息を吸い込む「wet sniff群」、(2)乾いた手を鼻に近づけ息を吸い込む「dry sniff群」、(3)ぬれた手で鼻をほじる「wet poke群」、(4)乾いた手で鼻をほじる「dry poke群」のいずれかを行ってもらった。 その結果、肺炎球菌はいとも簡単に手から鼻へと感染することが示された。全グループで感染が生じたが、最も感染しやすかったのは「wet sn
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