先日、ショッピングセンターで買い物をしていると、この曲が流れてきた。クリスマスが近いんだな‥と思いながら耳を傾けていた。 この歌は、映画『戦メリ』に感激したデヴィッド・シルヴィアンが、友人でありこの曲を作った坂本龍一に詞とボーカルを申し出て、出来たものである。従ってこの詞は、映画『戦メリ』をシルヴィアン視点から捉えたものだ。題名の“Forbidden Colours”は、三島由紀夫の小説『禁色』の英訳からきている。 シルヴィアンの歌は、映画では使用されていないが、戦メリのサントラ版には収録されている。 今年2月に記事をアップしてから、今も訪問者が絶えないことから、この詞の訳を再考してみた。 と言うのは、この歌は映画のストーリーにリンクしているため、映画を観たことがない人には解り難い詞のように思われるからだ。詞の前提となっているのは以下のことだ。 ①僕<I>は、映画の登場人物のセリァズと考え
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