リーダーで一番大事なのは「問題が見えていること」です。そうじゃないと、チームを引っ張っていく行き先が分からないですから。率いる方向性を指し示すことができれば、後はメンバーそれぞれが得意な仕事をやればいい。 「なんとしてもゴールまで辿り着く」という気力を持ち、その意思をメンバーに表明するのがリーダーです。特殊能力はまったく必要ありません。意思や気力を保ち続けると、自然とみんなが頼りにしてくれるようになる。そこにできているのが、チームです。 ええ。サッカーの小野伸二選手は、高校時代からそうだったみたいですね。敵に2点取られても、小野選手はずっと明るい表情でプレーし続けたそうです。結果として所属する清水商業高校が逆転勝ちしたそうです。 サッカーで相手に2点先取されると、普通は意気消沈しますよね。そこでただ一人「全く問題ない」「必ず逆転できる」と前を向く。自分たちの向かう方向は正しいんだとリーダー