2015年12月08日13:45 by rekishireal 第49回 二人の再婚 カテゴリ大河ドラマ『花燃ゆ』批評 呆気なく初恋も実る 今回は阿久沢夫妻からの勧めもあり、楫取素彦と美和が再婚する話だから、明治16年(1883)のこととして描かれているのだろうか。「私の妻になって欲しい」という楫取からのプロポーズ。美和は「はい」と返事して、初恋を実らせ、めでたしめでたしである。実在の美和の真の胸中までは知らないが、再婚に至る過程は、ほとんどがフィクションだ。 ドラマの美和は義兄を慕いながらも、別の男と結婚する。そして、楽しそうなカマボコ作りなど行い、夫の政治活動を支えた。夫の戦死後も長年にわたり義兄を慕い続け、時に「私の初恋の人でした」などと、他人に喋ってしまったりする。しかし姉が病死したので、義兄と結ばれる。ただしご本人は前夫にも姉にも、深い愛情を抱き続けている。そして義兄の方も妻の存
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