喫茶店や図書館などの白い壁で、絵の具をびちゃっとかけたような謎のぶつぶつ模様をよく見かける。上の写真のような感じのぶつぶつである。 この模様、一体、何の模様なのだろうか? 壁紙などのインテリアを取り扱う、株式会社サンゲツに聞いてみた。 担当者の方いわく、「それはおそらく、石目調の壁紙のひとつなのではと思います」とのこと。壁紙には、木目調、織物調など、身近な模様をまねたものが多い。このような「○○調」の壁紙のひとつに、岩石の模様をまねた石目調というものがあり、これが、ぶつぶつの正体なのでは、とのことだ。 しかし、こんなぶつぶつの石って、あっただろうか? 素朴な疑問をぶつけてみると、「大まかに言って、壁紙の模様は、特定の素材の模様をまねたものと、デザイナーが素材の模様からイメージを湧かせ、自分でデザインするものの2種類があります」とのこと。ただし、実際にどちらに属するのかは、壁紙を見てもわから