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2009年6月20日のブックマーク (2件)

  • おのぞみドットコム - 真剣な会話 [法然院]貫主 梶田真章さん

    京都市左京区鹿ケ谷にある[法然院]は、江戸時代初期の延宝8(1680)年に創建された古刹です。閑静なたたずまいのお寺ですが、境内や講堂はアーティストたちによる作品発表をはじめ、市民団体によるシンポジウムや公開講座の場として、1年を通して利用されています。誰でも自由に利用できることから、スケジュールは来年までギッシリ詰まっているとのこと。現在の[法然院]貫主(かんす)を務める梶田真章(しんしょう)さんを訪ね、お寺を市民にオープンにしている意義、そして今の社会におけるお寺の役割についてお聞きしました。 Q.[法然院]を市民にオープンにするようになったいきさつを教えてください。 まず、多くの人々に[法然院]を訪れてもらい、「自由な立場で出会うことの出来る場所を提供したい」という思いがありました。先代である父が亡くなった跡を継いで、私が住職になったのは1984年、27歳の時でした。その頃、寺の

  • おのぞみドットコム - 真剣な会話 - [妙心寺 退蔵院]副住職 松山大耕さん

    臨済宗大山妙心寺の塔頭(たっちゅう)・退蔵院副住職。現在29歳の松山氏は東京大学大学院を卒業後、24歳で仏門に入った。2006年からは実家・退蔵院で禅体験を外国人に紹介するツアーを企画。持ち前の鋭い考察力と学生時代に各国を旅した経験を活かし、規律の厳しい妙心寺で新しい試みを行っている。 インタビューをしていく中で驚いたのは、松山氏の京都の文化継承・発信に対する使命感。今後間違いなく、京都を牽引する存在となっていくことだろう。 Q. 東大まで出て、お寺を継ぐことに抵抗はなかったですか? 大学受かったときはね、確かに寺を継がなくてもいいのかもなっていう気持ちはありました。私が進んだ文�Uという学部は、官僚や弁護士を目指してる人が多いところなんですよ。だから、入学当初はなんとなく自分もそっちの道に行かなあかんのかなぁって。けれど、20歳くらいになると周りはみんな優秀だし、こいつらに任しとけば