2016年8月1日のブックマーク (1件)

  • 『東本京史「トラちゃん文庫」難波侠客伝:謗(そし)る』

    京史 「トラちゃん文庫」 「難波侠客伝」日最後の侠客、大越龍蔵が悪に立ち向かう! 背中の昇り龍、二の腕のクレマチスを咲かせ男伊達をみせる。 クレマチスは策略の花、さて今日のクレマチスは…… 身を高ぶる者は謗(そし)られ(非難され)、 身を低くする者は褒められる。(祝福される) この小説はフィクションです、実在とは関係ありません。 「 謗(そし)る 」  1 「お初にお目にかかります、急に伺った失礼をお許し願います」 上品な老婆が、座敷の上がり框(かまち)で頭を下げた。 開店間近の居酒屋<飲んだくれ>、 定席の座敷に構える龍蔵は、見知らぬ老婆に目をやった。 「ワシはミナミの龍蔵いいます、ワシに何か用ですんか?」 老婆に訊ねた。 「人様の噂を頼りに、やっとお目にかかる事ができました。 龍蔵さんを見込んでお願いが有って来ましたんや」 「どんなお願いか知らんけど、まぁ上がってください」 座敷

    『東本京史「トラちゃん文庫」難波侠客伝:謗(そし)る』
    higashimoto28
    higashimoto28 2016/08/01
    七十八歳……