架空構造物設計技術の概要 - NTT技術ジャーナル 架空電気通信線路において、つり線は、非自己支持形ケーブルの張力を受け持つために用いられる構造部品です。一方、SSケーブル(自己支持形ケーブル)の張力は、SSケーブルの構造の一部である支持線が受け持ちます。 架空電気通信線路建設において、「つり線架渉」は、「電柱・支線新設」の次の手順となります。さらに次の手順は「リング・ハンガ類新設」及び「ケーブル架渉」となります。支持線と一体成型されたケーブルであるSSケーブルの架渉も、つり線架渉と概ね同様の手順により行われます。 各種留意事項 安全上の留意事項 つり線・SSケーブルの架渉は、労働安全衛生法でも危険有害業務とされている業務を多分に含む作業です。労働者が同作業に従事する場合、当該作業従事者は、労働安全衛生法上の一定の資格を取得している必要があります。 想定される危険性 つり線・SSケーブルの