電子書籍を違法にコピーできるソフトを作成したなどとして、ソフトウエア会社の社長ら3人が著作権法違反などの疑いで京都府警察本部に逮捕されました。 警察によりますと、電子書籍をコピーするソフトの作成業者が摘発されるのは全国で初めてだということです。 逮捕されたのは横浜市のソフトウエア会社「インターナル」の社長で東京・港区に住む石田渉容疑者(37)と、社員2人の合わせて3人です。 京都府警察本部の調べによりますと、石田社長らは去年3月、インターネットで購入できる電子書籍のコピー制限を解除する違法なソフトを作成したなどとして、著作権法違反などの疑いが持たれています。 石田社長は違法なソフトの作成を社員に指示していたとみられ、このソフトをインターネットを通じて全国に販売し、去年3月から12月の間に2700万円余りを売り上げていたということです。 警察によりますと、石田社長は「分かりました」と供述して