GNU Projectのgrep開発チームは2月17日、最新安定版「grep-2.17」をリリースした。パフォーマンスの向上が行われており、「10倍の高速化」が実現されているという。 grepはファイルから特定のパターンを検索するツールで、「global regular expression print」の略。正規表現による検索も可能で、多くのUNIX系システムで使われているほか、Windowsでも動作する。 grep 2.17は1月初めに公開されたバージョン2.16に続く安定版。7週間で8人の開発者より合計19のコミットがあったという。最大の特徴は性能。バッファモードの活用などにより、マルチバイト文字列に対し-iオプションを利用し、\または[が含まれていないパターンを検索する際の速度が10倍高速になったという。-iオプションを利用しない場合は、最大7倍程度の改善が可能だそうだ このほかg
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