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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (6)

  • 知的熟練論の功罪 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日、文化勲章及び文化功労者の発表がありました。世間の関心は青色ダイオードの方ですが、ここではもちろん、この方に注目しています。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG2400D_U4A021C1CR0000/ 小池和男(こいけ・かずお)法政大名誉教授。労働経済学や人的資源管理論の第一人者として、幅広い分野での著書、論文を著した。 労働関係者では誰一人知らぬ人のいない小池氏ですが、今年この時期に文化功労者に選ばれたということには、ある種の皮肉を感じる方々も多いのではないでしょうか。いうまでもなく、安倍首相自身が http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H1Y_S4A021C1EA1000/ (首相「年功見直しと賃上げ両立を」 政労使会議 ) 政府は22日、今秋2回目の「経済の好循環実現に向けた政労使会議」を開いた

    知的熟練論の功罪 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    higedice
    higedice 2014/11/10
    <問題は…特定の職務と切り離された全人格的な評価による「職務遂行能力」なるものが、本当に企業にとってそれだけの高い給料を払い続けたくなるような価値を有しているのか、という点>
  • ジョブなき年功制の廃止とは? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日の政労使会議について、マスコミ各紙はもっぱら安倍首相が年功賃金の見直しを要請したという点に着目していますが、 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/seirousi/26-1st/gijisidai.html 現時点ではまだ、議事要旨も記者会見要旨もアップされていないので、新聞報道であれこれ論ずることは控えておきますが、提出された資料からそれに関係しそうな所をいくつかピックアップしておきましょう。 まず、内閣府提出資料の「経済の好循環実現に向けた政労使会議の再開について」に、こういう一行が含まれています。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/seirousi/26-1st/siryo1.pdf 2)労働の付加価値生産性に見合った賃金体系の在り方 これをパラフレーズするのが、高橋進さんの「政労使会議の方向性」という資料で、 htt

    ジョブなき年功制の廃止とは? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    higedice
    higedice 2014/10/05
    名ばかり管理職から名ばかり見習いへか。外国人研修生制度みたいになるのかな。
  • 有休消化、企業に義務付け@日経 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日経新聞が1面トップで「有休消化、企業に義務付け」と書いていますが、 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H1V_S4A001C1MM8000/ 厚生労働省は企業に対して社員の有給休暇の消化を義務付ける検討に入った。社員の希望をふまえ年に数日分の有休の取得日を企業が指定する。社員から有休取得を申し出る今の仕組みは職場への遠慮から休みにくい。労働基準法を改正し法的義務にすることで欧米より低い有休の取得率を引き上げる。「ホワイトカラー・エグゼンプション」など労働時間の規制緩和と並行して長時間労働の是正を進め、働き手の生産性を高める。 この記事自体の真偽のほどは不明ですが、この書きぶりからすると、現在労使協定により任意の制度である計画取得制度(39条6項)を、強行規定にするという案のようです。 労働者個人の発意に委ねているといつまで経っても取得率が上が

    有休消化、企業に義務付け@日経 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    higedice
    higedice 2014/10/05
    <歴史的な経緯をいえば、そもそも戦後労働基準法が出来た頃は、ある意味で企業側に義務づけるような規定が省令にあった>
  • 僕も創業間もないころは年間4500時間働いていたが@すき家 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    すき家ゼンショーの小川社長の「独白」というインタビュー記事が日経ビジネスオンラインに載っていますが、 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20140829/270555/ ・・・すき家を「蟹工船」とか言っているメディアもあるが、無理にこき使っているわけではない。 まさにそうだと思います。すき家を蟹工船とか言うのはわかってない証拠。蟹工船は悪辣な資の論理だけど、すき家はそうじゃないからこそ恐ろしい。 我々が掲げる「この地上から飢餓と貧困をなくしていく」という理念は、単なるお題目ではない。・・・ ES(従業員満足)という切り口で見ると、そういう事業をやっているんだというのが働く人の生きがいになっている。誤解を恐れずに言えば、だからハードワークでもやってこられたし、やってきた、僕をはじめとして。 ・・・我々は母子家庭の援助などもしているが

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  • 取りたいけど言えない年次有給休暇の建前と本音 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『情報労連REPORT』12月号に掲載した「取りたいけど言えない年次有給休暇の建前と音」です。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/johororen1212.html 去る11月に厚生労働省が公表した『平成24年就労条件総合調査』で、年休の取得率が49.3%と、昨年の48.1%よりも若干上がったことが新聞等で報じられましたが、年休の取得率を平均の数字だけで論じることにどれだけ意味があるのかいささか疑問です。労働時間についても、一人当たり年間総実労働時間はかつて目標だった1800時間を下回るようになっていますが、むしろ30歳代の男性で週60時間以上働く労働者はいまだ20%程度で高止まりするなど「労働時間の二極化」が注目されていますが、それ以上に二極化が進んでいるのが年休の世界なのです。 上記調査とほぼ同時期に連合総研が公表した『第24回勤労者の仕事と暮

    取りたいけど言えない年次有給休暇の建前と本音 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    higedice
    higedice 2012/12/15
    「1954年以前は、使用者がまず労働者に対して請求する時季を聴かなければならなかったのですが、同年の省令改正で、法律に基づかない省令規定の廃止...」
  • 従業員目線+経営者目線=社畜 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    脱社畜ブログのこれを読んで、なんだか凄いデジャビュを感じたのですが、 http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/12/14/215109(従業員目線と経営者目線の両方を求められる日の職場) 一方では「言われたことを言われたとおりにやれ、命令に従え」と従順であることが求められ、もう一方では経営者と同じ目線を持ち、会社の業績を気にする立場としての行動を求められる。この奇妙な捻れが、日の「社畜的な」仕事観を形成する理由になっているんではないか、と僕は考えている。現在の日の職場では、会社にとっては都合がいいが、従業員にとっては都合が悪い考え方を従業員に強制する際には「経営者目線」で考えることが求められ、それ以外の場面では徹底した「従業員目線」で考えることが求められているように感じる。言わば、従業員目線と経営者目線の、ダブルスタンダードが会社

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