「(書店で)プログラミングコーナーから少し外れたところにもプログラミングに関係ありそうな面白い本がいくつもある」(id:yaneurao:20051014)と書いたが、「CPUの創り方」も間違いなく、プログラマにお勧めしたい書籍だ。 そもそもハードウェアでも論理回路はかなり異質な分野である。必要となる知識は、AND,OR,XORのような聞きなれた論理演算回路と、状態を保持するflip flop回路に対する理解ぐらいである。すなわち、プログラマならば、何も説明しなくともこれらを使えて当たり前という意味がある。だから、身構える必要は全然ない。それを地で教えてくれるのが、この「CPUの創り方」である。「プログラマのためのハードウェア工作入門」の決定版と言っても過言ではない。重刷を10何回と重ねているのは、それだけの内容だからである。 ところで、この本の編集者から直接聞いたのだが、この表紙は著者が
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