梅田望夫氏が、去年の1月に"GoogleはインターネットのOSになるか"というエントリを書かれてから、ずっと違和感を抱いていた。最近になって、Nakajima Satoshi氏のGoogle OS を妄想すると未来が見えてくる!?のエントリが出て来たことも有って、考えたことを書いてみようかと思う。 まず、私はプラットフォーム系プログラマであり、ハード寄りのソフトウェアを開発しています。そういった立場から見たら、Web OSだのGoogle OSだの言われると、邪道だとか、ミドルウェアじゃないのとか言わざるを得ないんですけど、広義でいうところのOSでは、と言われば、確かにそうだと思います。狭義でいうところのOSは、ハードの上に直接乗っかって、ファイル操作や、システム制御や、GUI環境の提供を行う機能を持つソフトウェアだと思うんです。 (以降、便宜上、Web OSと区別して制御系OSと書きます