毎年8月の第一土曜日、東京北千住・荒川の河川敷で開かれている催し物がある。毎年1500~2000人が来場し近隣住民の夏の風物詩となっているこのイベントに、統一協会(統一教会)が深くかかわっていることが判った。 如何にしてカルト団体が地元の催事に食い込んでいったのか、その経緯が明らかになってきた。 更に、区の公社から毎年多額の助成金が交付されていたことも判明。 参加した市民のカルト被害も危惧される荒川灯籠流しの現状をリポートする。 ◆第九回荒川灯籠流しと音楽会 2003年8月2日に被爆二世の歌手・山村貴子の発案で第一回が開催され、今年で九回目を迎えた『荒川灯籠流しと音楽会』。灯籠を川に流し死者を弔うことを趣旨としているが、今年は東日本大震災の犠牲者への追悼がメインテーマだ。千住新橋の近く、荒川河川敷・虹の広場で毎年開かれているこのイベントの運営を統一協会(統一教会)信者が手伝っているとの情報