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思想と哲に関するhighcampusのブックマーク (9)

  • 絵本「スヌーピーのしあわせはあったかい子犬」 感想 - 詩になるもの

    1 そんなわけで。 チャールズ・M・シュルツ作、谷川俊太郎訳で主婦の友社から出ているスヌーピー(ピーナッツ)の絵シリーズがある。 参考: スヌーピー - 谷川俊太郎 非公式ホームページ これまで僕はこのシリーズのうち「安心は親指と毛布」「しあわせはあったかい子犬」 「友だちがほしい」を読んできた。今回はその中から「しあわせはあったかい子犬」を取り上げる。 このは左のページに文章、右のページにイラストが書かれ/描かれた絵だ。文章は全て「Happiness is 〜(しあわせは〜)」という形式になっている。例えば、表題は以下のような一文であり、 Happiness is a warm puppy. しあわせはあったかい子犬。 この右のページにはルーシーがスヌーピーを抱いているイラストが描かれている。 2 書の素晴らしさは、「しあわせ」という抽象的な概念を個別具体的に記述している点にある

    絵本「スヌーピーのしあわせはあったかい子犬」 感想 - 詩になるもの
    highcampus
    highcampus 2011/09/30
    ピーナッツと三木清を接続してみた
  • 三木清 人生論ノート

    近頃私は死といふものをそんなに恐しく思はなくなつた。年齡のせゐであらう。以前はあんなに死の恐怖について考へ、また書いた私ではあるが。 思ひがけなく來る通信に黒枠のものが次第に多くなる年齡に私も達したのである。この數年の間に私は一度ならず近親の死に會つた。そして私はどんなに苦しんでゐる病人にも死の瞬間には平和が來ることを目撃した。墓に詣でても、昔のやうに陰慘な氣持になることがなくなり、墓場をフリードホーフ(平和の庭――但し語原學には關係がない)と呼ぶことが感覺的な實感をぴつたり言ひ表はしてゐることを思ふやうになつた。 私はあまり病氣をしないのであるが、病床に横になつた時には、不思議に心の落着きを覺えるのである。病氣の場合のほか眞實に心の落着きを感じることができないといふのは、現代人の一つの顯著な特徴、すでに現代人に極めて特徴的な病氣の一つである。 實際、今日の人間の多くはコンヴァレサンス(病

  • 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」第3信 「人間」と「言語」、あるいは偶有性のアスペクト

    斎藤環から茂木健一郎への手紙 ■はじめに 茂木さん。2年半のブランクを経て、この往復書簡がゾンビのごとく蘇ったことを、とりあえずはどう受けとめたものでしょう。 ずっと涙目で返信を待ち続けていたものの、私はこの往復書簡はとうに終わったものと考えていました。返信がいただけなかったのは、とても悲しいことではありましたが、その事実もまた「茂木健一郎」という人物の一側面であることを示しえたと考えて、それで満足することにしたのです。 もっともこの企画、茂木さんによるガン無視パフォーマンスによって世間的に有名になったというところもあって、私もずいぶんとおもしろい経験をしました。 いろんな媒体から取材を受けました。たくさんの人たちから「無視されてかわいそうに」と同情していただきました。なかでも、さる著名ミュージシャンは、この企画が往復しないほうに賭けてずいぶん儲けたということで、お礼にとごちそうしてくれま

    highcampus
    highcampus 2011/09/30
    斎藤環-茂木健一郎/「アバター」"ハリウッド映画に連綿と受けつがれてきたプラトニズム(イデア>現実>虚構)の伝統を、根底からくつがえしちゃった"
  • 『ツナミの小形而上学』と高木仁三郎 (西谷修-Global Studies Laboratory)

    西谷修-Global Studies Laboratory 時事的なコメント、関連企画のお知らせ、その他西谷の仕事に関連する公開用ノートなどを、雑誌のコラム感覚(?)で公表しています。 もう一度、ジャン-ピエール・デュピュイ『ツナミの小形而上学』(岩波書店)を紹介しておきたい。 破局(カタストロフィ)の預言者はいつも受け入れられない。なぜなら、破局はまだ起こっておらず、それはあいまいな「未来」でしかない。人びとは現在の現実的関係のなかで生きていて、まだ訪れていない「未来」を基準に行動しようとはしない。だから予言は、事が起こったときにしか信じられない。だが、それでは遅すぎるのだ。予言には意味がなかったことになる。予言は人びとに破局を避けさせるためにこそなされるのだが、それが起こってしまっては、予言はその役目を果たさせなかったのだ。 この「予言のパラドクス」から、人はどうしたら抜け出すことがで

    highcampus
    highcampus 2011/09/29
    "「予言のパラドクス」から、人はどうしたら抜け出すことができるのか?" "破局はいつも「まだ起こっていない」ものとして「未来」にある。だが、いまその「未来」がここにある。"
  • その話を間違いにするために - 今日から四百

    新自由主義研究会ジジェクの巻。どうも文句を言うばかりになってしまう格好になったが、今回読んだジジェクの著作、現在への介入としてすばらしいと思う、というのが前提での文句でした。述べた通り、新自由主義のイデオロギー的な閉域が、リベラル主義と全体主義(またはそれを含意する社会主義)の鏡像的な二項対立であるなら、ジジェクの「コミュニズム」はその外部として(というか正確にはその外部への志向を稼働させる統制的理念として)おかれる。 コミュニズムというのは、つまり生産するものたちの共同体の理念なわけだが、これはこれまでつぶやいている通り、今回の震災でウィリアムズ的な田舎と都会の問題とともに痛烈に前景化している問題である。生産するものたちの共同体は、「田舎の共同体」であってはならない。つまり、消費者とはべつの一部の生産者の共同体であってはならない。それは田舎/都会、生産者/消費者の分断をこえた、生産す

    その話を間違いにするために - 今日から四百
    highcampus
    highcampus 2011/09/29
    ジャン=ピエール・デュピュイの『津波の小形而上学』/"「だれかが死んだのか?」と尋ねられたノアは、「お前たちだ」と答え[…]それを聞いた町の大工は[…]「その話を間違いにするために[…]」"
  • 大谷大学西洋哲学・倫理学会 公開講演会「震災と哲学」(講師:鷲田清一)レポート - 詩になるもの

    そんなわけで。日、大谷大学で行われた講演会「震災と哲学」に参加してきた。講師は、前大阪大学総長で今年9月から大谷大学の教授に就任した鷲田清一氏だ。タイトル通り、震災と哲学の関わりを中心として貴重なお話を聞かせてもらったので、講演のメモを起こしておく。聞き間違えてるところがあるかもしれないので読む人はそのへん留意してほしい。誤認はコメントに書いてもらえれば訂正する予定。 講師概要 1949年京都市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。前大阪大学総長。年9月より学教授。専門は哲学、とくにフッサールやメルロ=ポンティなど現象学。『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)など、著書多数。 (講演チラシより) 鷲田さんは1976年に「ジェイムズの思想の底を流れるもの」を、また「モードの迷宮」と時期を同じくして1989年に「分散する理性」を書いていたという話があ

    大谷大学西洋哲学・倫理学会 公開講演会「震災と哲学」(講師:鷲田清一)レポート - 詩になるもの
  • 思考 - Wikipedia

    この項目では、英語における「thought」の和訳の1つについて説明しています。他の類似語については「思想」をご覧ください。 ポンペイの壁画、「紙とペンを持つ女」 「思考」を表現するイラストレーション 思考(しこう、(英: thinking)は、考えや思いを巡らせる行動[1]であり、結論を導き出す[2]など何かしら一定の状態に達しようとする過程において、筋道や方法など模索する精神の活動である[3]。広義には人間が持つ知的作用を総称する言葉、狭義では概念・判断・推理を行うことを指す[1]。知的直感を含める場合もあるが、感性や意欲とは区別される[1]。哲学的には思惟(しい、しゆい)と同義[3]だが、大森荘蔵は『知の構築とその呪縛』(p152)にて思考と思惟の差について言及し、思惟とは思考を含みつつ感情なども包括した心の働きと定義している[4]。 論理学分野で研究されてきた思考の定義は定まってお

    思考 - Wikipedia
  • らばQ:宗教・政治・思想など、ややこしいことを無理やり1行で表現すると…

    宗教・政治・思想など、ややこしいことを無理やり1行で表現すると… 「フロイトとユングの違いは?」なんて言われても、心理学でも取ってなければとっさにわかりません。 政治がわからなければ、共産主義と社会主義の説明は難しいし、宗教に疎い日人にはプロテスタントとカトリックの違いなんてわかる人も少ないわけです。 ましてや、ダーウィンとか相対性理論とか言われたおりには、説明を聞く以前に頭痛がしそうです。 そんなあなたの悩みを解決すべく、無理やり、そして強引にすべてを1行あまりで説明してみました。 長い説明を読む気のしない、浅く知りたい人用ですので、詳しく知りたい人はそれぞれでお調べください。(もしくはリンク先のWikipediaを参照ください) 名付けて… 「風邪を引く」という世界観 宗教・集団編 道教:風邪を引く 儒教:子曰く「風邪を引く」 仏教:それは実は風邪ではない 禅:そもそも風邪を引くとは

    らばQ:宗教・政治・思想など、ややこしいことを無理やり1行で表現すると…
  • ニコニコ動画にあがっている哲学系動画たち - 荻上式BLOG

    以前「動く思想家たち(海外編@youtube)」というエントリーを書いたけれど、ニコニコ動画内にも思想家動画がたくさんあったので、いくつか紹介。「哲学」などのワードで検索して、「再生が少ない順」で並べると見つかりやすいという罠。ちなみに「こういう海外の動画や記事を訳して紹介してくれるサイトがあればいいのにな〜」と思っている方もいらっしゃると多いのでは。chikiもその一人。だから今度、そういうサイトをシノドスで作ることにしました。詳細はまた今度。メールマガジンと合わせて、乞うご期待。 ジョルジョ・アガンベン講義 「The Power and the Glory」(続きあり) ソール・クリプキ講演 「The First Person」(続きあり) ドゥルーズの「Abe'ce'daire - Animal(動物)のA」(続きあり) ジャック・ラカンの「LES DEUX SEXES」(続きあり)

    ニコニコ動画にあがっている哲学系動画たち - 荻上式BLOG
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