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2018年6月26日のブックマーク (1件)

  • マイレコメンド「宇宙よりも遠い場所」 - 疏水分線

    「宇宙(そら)よりも遠い場所」は、南極をきっかけに巡り会った四人の道ゆきを描くテレビシリーズ作品です。略して「よりもい」とも呼ばれます。この文章は作品の大まかな流れにも触れつつ、まだ「よりもい」を見ていないかたへ向けて作品の魅力を伝える目的で書きました。 では、早速ですがご案内したいと思います。 高校生の玉木マリことキマリは、新しい一歩を怖れる人でした。失敗しないかな、後悔しないかなという気持ちでいつも胸が詰まってしまうのです。しかし、この怖れを振りほどけるほどの情熱がある、ということを同級生の小淵沢報瀬に感じたとき、キマリの中にも旅立つための力が湧いてくるのでした。 序盤のこうした流れを支えるのが、ときおり挿入されるモノローグとそれに重なる叙情的な映像です。たとえばそれは、キマリが幼い日に愛した砂場の思い出。砂のダムから一気に溢れ出す水のような気持ちが、いままたキマリの力となっています。

    マイレコメンド「宇宙よりも遠い場所」 - 疏水分線