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2022年3月10日のブックマーク (2件)

  • グッバイ、ドン・グリーズ、思いを馳せる道具 - 疏水分線

    これは「どこでも・もしもボックス」だなぁ、というのがキービジュアル第一弾を見た時の正直な感想でした。いしづか監督はドラえもんが大好き、ということを踏まえた連想で、どこでもドア的には遠いところをつなぐような何かで、もしもボックス要素はなんじゃろな、という感じでした。 ドラえもんの時代からみると現代のスマートフォンというのはひみつ道具に近い存在となっています。トトのスマートフォンにちょっとした間違いが起こったとき、つまりアイルランドとアイスランドを勘違いしたことによってあの電話ボックスにつながるというのは、うまい感じに踏み外されてるなぁと思いました。 ドロップがトトの間違いに気づけば、彼は国番号を変えてアイルランドに居るチボリへ電話をかけることができます。チボリにさえたどり着けばドロップはロウマの住む場所へゆくことができます。わたしはそういうことだと考えますので、電話ボックスがなぜあそこにある

    グッバイ、ドン・グリーズ、思いを馳せる道具 - 疏水分線
  • グッバイ、ドン・グリーズ! - 疏水分線

    漫画で子供たちのからだが吹き飛んでゆく様子を、わたしは、体重が軽い、と呼んでいます。 登場人物の体重が軽い.くるくるころころと宙に舞う.いいトコロなのに雪から足だけ出して埋まってる人体とか力が抜けてて良い,表題作が好き.雪ん中ないかな,二人でスコップ. (2003/3/1) むかし、セツナカナイカナ(こがわみさき)という漫画の感想でこういうことを書いたのは、じっさいありえない感じでくるくる吹き飛ぶ彼ら彼女らの体のことをかろやかに感じるとともに、心配する気持ちも半分ありました。子供はいともかんたんに転がってゆくものですが、それはぜい弱さと紙一重であるようにも思うのです。紙風船はころころ転がるけど手でぺしゃんとできちゃう、あの感じ。ころころ跳ねるものは脆い。 ドン・グリーズのころがり具合はけっこう凄いのですけど、ロウマが渓流のウォータースライダーを二周目しようとしてたところで、あっ、これはあの

    グッバイ、ドン・グリーズ! - 疏水分線