先週の話になりますが、三鷹でやってた時は見逃してしまった『デビュー50周年記念 諸星大二郎展 異界への扉』を追って、足利市美術館まで行ってきました。 最後の巡回先が自宅から2時間足らずで行ける足利だったのでギリギリセーフ。遠いとこだったらさすがに行けなかった。 とにかくやはり、原画は凄いですね。圧倒されます。 (以下「生命の木」のネタバレがあります。未読の方はご注意ください。) 一番感動したというか打ちのめされたのは、有名な 「おらといっしょに ぱらいそさ 行くだ!!」 の次のページ、いんへるのから噴き上がった無数のじゅすへるの子らが、復活した善次に導かれて昇天していく、まさに皆でぱらいそさ行くシーンでした。 ページ上方、何も描かれていないただの空白が、かくも神々しく、光に満ちて見えるのはどうしてだろう。 黒く塗りつぶしたベタが底知れない闇であるのと同様に、白地に細かい黒い線だけで描かれた
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