タグ

ブックマーク / febri.jp (6)

  • 『ゼーガペインSTA』、その謎と根幹に迫る! 監督・下田正美インタビュー② | Febri

    ――ここからは映像上で疑問に思ったことを聞きたいのですが、シブヤサーバーにいたツクルナというキャラクターはどのような存在なのでしょうか? 下田 先に説明しておくと、「オルタモーダ編」の原案となった「α」という企画では、オルタモーダたちは全員独立した個人として存在しています。『STA』で描かれている彼らは今回用に設定が異なっていて、ハル・ヴェルトというマスターから生まれた多重人格の分身なんです。ハルの幼児性の部分がセフトになり、兄貴分的なところがギテンになった。シドは、自家中毒の部分ですね。そして最後に残ったハルの良心が、ツクルナです。 ――なるほど。 下田 そしてツクルナ自体は、原案の「α」ではオルタモーダ世界における人工幻体なんです。要するに、シズノと同じ立場。 ――イェルということですね。 下田 オルタモーダ世界のイェルですね。だから、記憶を失ったシズノと接触したときは、彼女のサポート

    『ゼーガペインSTA』、その謎と根幹に迫る! 監督・下田正美インタビュー② | Febri
  • 『ゼーガペインSTA』、その謎と根幹に迫る! 監督・下田正美インタビュー① | Febri

    2006年に放送され、複雑ながらSF心をくすぐる世界観設定と、ループし続ける街で暮らす、学生たちの切ない群像劇で人気を博した『ゼーガペイン』。シリーズ最新作となる『ゼーガペインSTA(以下、STA)』は、TVシリーズとその前日譚である『ゼーガペインADP(以下、ADP)』が再構成された「レミニセンス編」と、TVシリーズのその後を描く「オルタモーダ編」から成り立っている。この作品で見せたかった新たな『ゼーガペイン』とは? 監督を務める下田正美に、劇中に散りばめられた謎についてもあわせて聞いた。 ――今回の『STA』は、TVシリーズと『ADP』を再構成した「レミニセンス編」と、その後を描いた「オルタモーダ編」で構成されています。 下田 最初、分けるつもりはなかったんです。回顧録の要素も入れつつひとつにまとめる予定でしたが、「オルタモーダ編」のシナリオと「レミニセンス編」の回想パートの相性が悪く

  • 監督・谷口悟朗が語る『ONE PIECE FILM RED』ができるまで① | Febri

    ――『ONE PIECE』の原作はコミックスの全世界累計発行部数が5億部を超す、名実ともに今の日のエンターテインメントを代表する一作です。今回、監督としてそうした作品と向き合って、あらためて感じたすごみはありましたか? 谷口 プレッシャーという意味ではあまりないですね。初めて関わるわけでもないし、売れていく過程をはたから見ているわけですから。あえていうと、エンドロールに並んだ声優さんの名前くらい。ベテランばっかりじゃないですか(笑)。 ――強烈ですよね。麦わらの一味を筆頭に、ひとりで作品を背負えてしまうほどの重鎮揃い。 谷口 赤髪海賊団だっておかしいでしょ(笑)。 ――ですね(笑)。普通の作品でしたら、あのわずかなセリフではお声がけするのもためらってしまうような、大重鎮の皆さんが参加しています。 谷口 当に、音響制作費どうなってんだ?って思いますよ(笑)。これができるのは『ONE PI

    監督・谷口悟朗が語る『ONE PIECE FILM RED』ができるまで① | Febri
  • 『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』監督・古川知宏インタビュー③ | Febri

    劇場ならではの圧倒的な音響&映像による刺激的なエンタメ体験を味わえる『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』。ここではTVアニメシリーズから引き続き監督を務めた古川知宏氏にネタバレありのインタビューを実施。作に込めた思いを、全3回の記事でお届けする。第3回は、一種独特な作の楽しみ方について。 ――最後のレヴューシーンは「華恋×ひかり」です。これはバトルではなく、異色の構成ですね。 古川 今回の映画ではレヴューのアクション以上に、愛城華恋というキャラクターを丁寧に描いてあげかったんです。そもそも完全新作を作るにあたって、最初に考えたのがそこでした。というのも、TVアニメの華恋ちゃんは完全無欠なスーパーヒーローすぎて、それゆえに共感できる人が少なかったんですよ。 ――たしかにTVアニメではポジティブな面が強調されていて、深い内面までは描写されませんでしたね。 古川 そうなんです。それは

    highcampus
    highcampus 2021/06/19
    "この作品やそれを見た2021年の一日が「自分にとって何なのか」を楽しんでいただけると幸いです"
  • 『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』監督・古川知宏インタビュー② | Febri

    劇場ならではの圧倒的な音響&映像による刺激的なエンタメ体験を味わえる『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』。ここではTVアニメシリーズから引き続き監督を務めた古川知宏氏にネタバレありのインタビューを実施。作に込めた思いを、全3回の記事でお届けする。第2回は、作品の華であるレヴューシーンについて。 ――後半パートに入ると、一気にレヴューシーンのラッシュとなります。その先陣を切るのが「双葉×香子」ですね。 古川 TVアニメでの双葉は、当初、もっとヤンキーっぽいキャラにしたいなと考えていたんです。結果的には今の形に落ち着きましたが、劇場版でどうしようかとなったときに、結局はこのふたりって何をしてもどっちつかずになるというか、決着がつかないんですよね。香子がセリフとして言っていますが、このふたりってまさに「しょうもない」んです(笑)。もともとがそれくらいにグダグダな関係性なので、いっそのこ

    highcampus
    highcampus 2021/06/19
    "この作品の良いところは「ツッコミどころ」がたくさんあること"
  • 『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』監督・古川知宏インタビュー① | Febri

    少女☆歌劇 レヴュースタァライトブシロードが仕かけるアニメと舞台がリンクした新機軸のメディアミックスプロジェクト。2018年にTVアニメシリーズが放送され、2020年には劇場版総集編となる『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』が公開。そして、2021年6月4日にファン待望の完全新作『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』がついに公開された。 ――劇場版として完全新作を制作することになったときのお気持ちはいかがでしたか? 古川 TVアニメが終わった時点では、僕としてはやりきった感覚もありつつ、機会があればもう一度やってみたいと思っていたので、劇場版の話を聞いたときは素直にうれしかったです。キャラクターを演じているキャストさんたちも含めて、別れが寂しいというか、離れがたい感情もありましたから。 ――TVアニメがキレイな形で終わっているだけに、その後の華恋たちを描くのは

    highcampus
    highcampus 2021/06/15
    "これから先、トマトを食べるたびに、あるいは地下鉄に乗るたびにこの作品のことを思い出してほしい"
  • 1