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ブックマーク / iteau.hatenadiary.org (1)

  • 鎌倉幕府の滅亡 - extra innings

    このところずっと鎌倉の武家政権について考えているが、分からないことがある。幕府の終焉が余りにも唐突で、急であることだ。足利高氏が大覚寺統に寝返ってからひと月もしないうちに、六波羅の滅亡、千早城攻めの幕府軍の崩壊、新田義貞の挙兵と矢継ぎ早に事が置き、ついには鎌倉での北条家滅亡を迎えた。この間、わずか二十三日に過ぎない。 これが数年間栄華を極めた程度の平氏の滅亡ならばともかく、幕府は百五十年に及んで東国はもちろん西国をも軍政下においていたわけで、起きてしまったことだからそういうものかと受け入れられているが、これがいかに異常なことなのか、改めて考えればほとんどあり得ないことと思われる。 朝廷を向こうに回して、つまり権威を向こうに回して敵対した経験が北条家にないならばともかく、承久の乱は言うに及ばず、鎌倉内部でも将軍との相克を制して何度も死線をくぐってきたわけで、ホームグラウンドの東国でさえ、ああ

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