新型インフルエンザパンデミックの恐怖が繰り返し報道されており、不安に思っている人も多いことと思います。報道を見聞きしていると、非常に恐ろしいということが強調されており、個人としてどうすれば良いのかという点に関しては、安心できるアドバイスがなかなか得られません。 そんな中、マスクの中にインフルエンザウイルスに対する抗体を封入した「抗体マスク」というものの存在が繰り返し報道されています。 私の知る限りでは、抗体というものはタンパク質ですから水溶液の中でしか働かないので、空気を通すマスクの機能と両立することがどうしてもイメージできませんでしたので、最近テレビで見た記憶のあるダチョウの卵の中に蓄積された抗体を使ったマスクというキーワードを頼りに、ちょっと調べてみました。 古いものですが、おそらくこれあたりが最初の「学術的」報道のようです。 日経メディカルオンライン 2008.1.18 【学会トピッ