座標: 北緯17度45分0秒 東経10度4分0秒 / 北緯17.75000度 東経10.06667度[1] テネレの木(1961年) テネレの木(Arbre du Ténéré)は、ニジェール中央部のテネレ砂漠に1本だけ立っていた木。地球上で最も孤立した場所に立っていた木として知られ、最も近い他の木から200km以上も離れた場所に立っていた[2]。 テネレの木はアカシアであり、Acacia raddiana[3]またはAcacia tortilis[4]のいずれかの種であったと考えられている。この木はアガデスからビルマ (ニジェール)を結ぶルート上に位置し、ビルマの塩を運ぶキャラバンの目印として何年にもわたって利用されてきた。現在では木は失われたが、現在でも400万分の1地図の地図上でテネレの木のあった場所(北緯17度45分、東経10度4分)にはArbre Perdu(失われた木)との