2009年11月20日のブックマーク (2件)

  • 『15×24』が売れない理由を一言で言おう。 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    新城カズマの『15×24』がライトノベル読者に受け入れられないたった一つの理由。 「ライトノベル」ではなく「ジュブナイル」だから。 「ジュブナイル。最近聞かない言葉ですね。ライトノベルとどう違うんですか? とくめーさんの定義だと」 「ジュブナイルってのは、80年代に流行った中高生向けの娯楽小説教育小説みたいなジャンルだ(追記:対象年齢は小学校高学年くらいからと言った方が正確かなあ)。眉村卓や新井素子といったSF畑の作家が手がけたもの(主に中心はハヤカワ)(訂正:むしろSFジュブナイルならむしろソノラマあたりをあげるべきか)と、赤川次郎や宗田理といった筆の早い一般小説作家が手がけたもの(主に中心は角川)の二系列がある。どっちも最近は、児童文学として再版されたりしてる。ハヤカワソノラマあたりの派手なガジェットに、角川のメディアミックス大好きな編集方針が合わさると、今のライトノベル業界に繋がる

    『15×24』が売れない理由を一言で言おう。 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
    highlandview
    highlandview 2009/11/20
    もっと混沌として幅が広いのかと思ってたけど、共犯関係じゃないと受け入れられないような世界になっているのか/15x24はエンタメやるためにテーマを最大限に利用しているタイプと考えている
  • せめて大晦日まで(に読もう)、と私は言った:正しきジュブナイル、新城カズマ『15×24』

    新城カズマ『15×24』。 この小説のタイトル『15×24』は、「15人×24時間」のこと。 主人公は自殺志願少年を含めた少年少女15人。舞台は12月31日、東京の24時間。 というのを聞いて、それだけの興味で買いました。うん、面白そうだ。 手に入れて2巻まで読みました(3巻が未だ買えていない)。そして実際に面白かった。 面白かったので、紹介も兼ねて、感想や考えたことをメモしておきましょう。(※ネタバレなし) ちなみに私は、新城カズマさんの小説を読むのはこれが初めて。 そしてライトノベルは普段はほぼ読みません。以前読んだのは、桜坂洋『All You Need Is Kill』(2004)。その前は、上遠野浩平『ブギーポップ』シリーズ(1998~)をいくつか、という程度。 キャラクター小説としては読まずに、物語の枠組みが面白いという評判を聞いたものだけ読んでいる感じです。 『15×24』はど

    highlandview
    highlandview 2009/11/20
    エンタメするためにテーマを有効活用している作品だと思う。/ライトノベルはジュブナイルを引き受けるという私の認識は間違っているのかな?/引き受けるけど売れないってことなのか?