2017年11月17日のブックマーク (3件)

  • 9回出撃して、9回生きて帰った特攻隊員の「その後の人生」(鴻上 尚史)

    仲間が次々死んでいくなかで… 9回出撃して、9回生きて帰ってきた特攻隊員がいました。 それも、陸軍第一回の特攻隊『万朶隊』の隊員でした。名前は佐々木友次。当時、21歳の若者でした。 とうとう、佐々木友次さんの人生を描くを出せることになりました。今年の8月に僕は『青空に飛ぶ』(講談社)という、いじめられている中学2年生の男の子が、生き延びた特攻隊員と出会う小説を書きました。死のうと決めていたのに、彼を知って、もう一度生きることを選ぶようになる物語でした。 その特攻隊員が佐々木友次さんでした。僕は、僕自身が作り上げたフィクションの人物が、ノンフィクションの佐々木さんに出会うという、フィクションとノンフィクションを合体させた物語を書きました。 が、今回の『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』は小説ではなく、完全にノンフィクション、佐々木友次さんの人生そのものを書きました。二つの形で、佐

    9回出撃して、9回生きて帰った特攻隊員の「その後の人生」(鴻上 尚史)
  • あなたのつくるプロダクトは「動詞」になるか?

    最近、「カーシェアリング」をよく使うようになりました。週末に1日、人を送り迎えするのに2、3時間と借りたいときすぐに、スマホのアプリ内で予約もキャンセルもできるので、とても便利です。 (出典:Wikipedia「タイムズカープラス」) 「クルマ好き」ではなく、クルマはただの移動手段なので、マイカーを購入するという選択肢はありません。駐車場代だけでも月に2、3万円する東京都に住んでますし、保険代、車検代、自動車税、クルマのローン等々、どう計算しても「カーシェア>マイカー」です。 こんなことが、ありました。 クルマを借りて、2泊3日の小旅行へ出かけようとしたときです。「カーシェアよりレンタカーのほうが安いかな」と、「じゃらん」でレンタカーを探すと、思ったとおりクーポン付きで1万5千円ほどで借りられることがわかりました。レンタカー店までは家から徒歩15分です。いちおうカーシェアも確認しておこうと

    あなたのつくるプロダクトは「動詞」になるか?
  • 「メディアビジネスは今すぐやめましょう」

    KOMUGIの「相談する」コーナーには、毎日のように、さまざまなプロダクト(サービス・製品・企画)が持ち込まれます。新規開発の案件が多くほとんど記事には書けないのですが、とても勉強になっています。「耳学問(他人から聞きかじった知識)」をモットーにする私にとっては大変にありがたいことです。 そのなかで、もっとも多いのが「メディアビジネス」のご相談です。私自身がメディア業界に所属しているからなのでしょうか。「どうしたらメディアやコンテンツを収益化(マネタイズ)できるか?」と聞かれます。 メディアビジネスの収益源は基的に2つしかありません。読者や視聴者から直接的におカネをいただく「購読料」と、商品を宣伝したい広告主から間接的におカネをいただく「広告」です。 電波メディアの延長である「動画メディア」と、紙メディアの延長でありテキストと写真/図版が主体の「Webメディア」では、メディアビジネスの性

    「メディアビジネスは今すぐやめましょう」